今年9月の技能五輪国際大会 工業デザイン技術職種でキヤノンのデザイナーが日本代表に

キヤノン 2026年2月27日発表


 2026年9月22日から27日に中国・上海で開催される、第48回技能五輪国際大会(WorldSkills Shanghai 2026)の工業デザイン技術職種(Industrial Design Technology)において、キヤノンの総合デザインセンターの和泉樂氏が日本代表として出場することが決定した。工業デザイン技術職種は、前回大会(2024年リヨン大会)で新設され、日本が出場するのは今回が初となる。

 技能五輪国際大会は、幅広い職種の青年技能者を対象とした唯一の世界レベルの技能競技大会である。職業訓練の振興と技能水準の向上、技能者の国際交流、親善を図ることを目的に、2年に一度開催されている。工業デザイン技術職種では、コンセプトデザイン(市場調査・スケッチ・アイデア発想)、CADモデリング&3Dプリント(3D設計・レンダリング・プリント)、試作(部品製作・塗装・組立)、デザイン提案(提案書・デモ動画作成)、デザインプロモーション(ポスター制作・プレゼン)といった工業デザインの全プロセスが評価対象となり、アナログとデジタルをシームレスにつなぐ総合的なデザインの能力と専門知識が求められる。

 日本代表の選出にあたっては、工業デザイン技術職種の選手選考および選手強化を受託するJIDA(公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会)が選考会を実施し、代表1名を決定した。また、選手の強化育成を担う指導員として、キヤノンの関尚弘氏がJIDAの推薦を受けて任命された。今後、JIDAのサポートの下で、実戦を想定した強化トレーニングを受け、工業デザイナーの日本代表としてふさわしいスキルを習得したうえで、大会に臨む。