日本画像学会 第5回『複写機遺産』を認定

一般社団法人 日本画像学会 2026年6月8日発表


 一般社団法人日本画像学会は、6月8日、第5回『複写機遺産』認定事業において下記4件の資料を複写機史上における重要性および、保存継承の必要性を認め、複写機遺産として認定を決定した。

【第5回複写機遺産認定一覧】
▼資料番号第15号「富士フイルムビジネスイノベーション 富士ゼロックス813」(1966年製造)
 認定理由:普通紙複写機史上最初の卓上型 複写機
 所在地:神奈川県海老名市

▼資料番号第16号「キヤノン NP-8500」(1978年製造)
 認定理由:世界初のNPリテンション方式を採用した超高速PPC
 所在地:茨城県取手市

▼資料番号第17号「ミノルタ EP450Z」(1983年製造)
 認定理由:世界初の無段階ズーム機構を搭載した高機能高画質複写機
 所在地:東京都八王子市

▼資料番号第18号「リコー リコピーFT4060」(1982年製造)
 認定理由:一般オフィスでのPPC普及に大きく貢献した新型エンジン搭載機
 所在地:神奈川県海老名市

 『複写機遺産』は、2018年、日本画像学会創立60周年を記念し、日本における複写機産業の原動力となった初期の複写機の技術的、社会的功績を顕彰し、現存する歴史的複写機に搭載された技術を長く記憶にとどめ、後世に伝えるために創設された。第5回目の認定事業では、2件の新規申請資料と、第1回からの継続審査資料17件を併せて審査を行い、複写機技術発展史上の重要性や、国民生活、文化・経済、社会、技術教育に対しての貢献と、その独自性や歴史的特徴を評価した結果、上記の認定となった。