リコーと三菱電機 感情推定センサーを活用した次世代型ワークショップ実現のための実証実験

リコー/三菱電機 2026年6月3日発表


エモコセンサーユニットを設置した、RICOH BIL TOKYO 内のワークショップルーム
エモコセンサーユニット

 リコーと三菱電機は、最新AI技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)実現のための価値共創拠点「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」(RICOH BIL TOKYO)内のワークショップルームに、三菱電機の感情推定センサー「エモコアイ」を搭載したマルチモニタリングデバイス「エモコセンサーユニット」を導入し、より創造的なワークショップの実現を目指す共同実証実験を開始する。

 本取り組みでは、ワークショップ参加者の集中度や眠気度などの人の感情を可視化した「感情推定データ」をリアルタイムで計測することで、ファシリテーションの有効性をデータとして定量化し、次世代型ワークショップの実現を目指す。リコーが提供するワークショップ空間と、三菱電機の感情推定技術を組み合わせることで、これまで捉えきれなかった参加者の心理状態を可視化し、より高度なファシリテーションの実現に貢献する。両社は、本実証実験を通じて、働き方改革や組織の生産性向上に貢献する新たなサービスの展開を検討する。

【実証実験の概要】
■目的と取り組み内容

 ワークショップルームに「エモコセンサーユニット」を9台設置し、ワークショップ参加者の集中度や場の活性度などをリアルタイムに計測する。これにより、ファシリテーションと参加者の心理状態との相関を定量化し、ファシリテーターが進行方法の改善にこれらのデータを活用する仕組みを構築する。実証期間を通じて、ファシリテーションの違いによる感情変化のデータ取得精度を検証し、次世代型ワークショップの確立と、実証結果を踏まえたサービス事業化を目指す。
《取得する情報》
 ・集中度(覚醒、没入)
 ・活性・緊張度
 ・眠気度(落ち着き、くつろぎ)
 ・体動数 など

■各社の役割
《リコー》
 ・RICOH BIL TOKYOにおける実証環境(ワークショップ空間)の提供
 ・AIを活用したワークショップ設計・運営およびファシリテーションの実施
 ・「感情推定データ」を活用したワークショップの高度化の検討
《三菱電機》
 ・「エモコセンサーユニット」による「感情推定データ」の取得
 ・デジタル基盤「Serendie」を用いたファシリテーションと心理状態の相関に関するデータ分析の支援

■期間
 2026年6月〜2026年7月(約2ヵ月間)