OKI JR東日本「高輪ゲートウェイ駅」でリモートDXプラットフォーム技術「REMOWAY」の実証実験

 OKIは、東日本旅客鉄道(JR東日本)の高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)において、リモートDXプラットフォーム技術「REMOWAYTM(リモウェイ)」を活用して、メーカーの異なる複数のロボットを遠隔拠点から同時に運用する実証実験を1月24日、25日の2日間実施すると、1月24日に発表した。本実証実験では、高輪ゲートウェイ駅の構内に開設された「Partner Base Takanawa Gateway Station」に、人と複数のロボットが共存する環境を構築し、駅構内でのロボットサービスの利用を想定して、複数のロボットの安全な自律動作を遠隔から途切れない通信で支える運用環境の有用性を検証する。

 「REMOWAY」は、人やロボット、センサー、IoT端末、インフラ装置など多種多様なエッジデバイスが混在する環境下でも、遠隔から柔軟に連携制御ができるプラットフォーム技術である。今回の実証実験では、屋内と屋外の空間を不特定多数の人が往来する駅構内においてメーカーの異なる複数のロボットと「REMOWAY」を連携した場合でも、通信が途切れることなく遠隔監視制御が可能かを検証する。これにより、駅構内で安心・安全にロボットサービスを利用するにあたっての運用課題となる、人とロボットの衝突リスクの回避、およびメーカーや用途が異なるロボットの一括運用への貢献を目指す。

【実証実験の概要】
《目的》 駅構内で安心・安全にロボットサービスを利用するにあたっての運用課題を解決するための技術検証
《日時》 2023年1月24日〜1月25日
《場所》 JR東日本「高輪ゲートウェイ駅」構内「Partner Base Takanawa Gateway Station」
《内容》 リモートDXプラットフォーム技術「REMOWAY」を活用し、下記(1),(2)の運用機能を検証
  (1) 人と複数のロボットが共存する環境において、人とロボットの衝突を回避する運用機能
  (2) メーカーの異なる複数ロボットを途切れない通信で支え、各ロボットのサービスを持続させる運用機能