インフォマート NTTデータ関西が「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」導入

 インフォマートは、同社が提供する営業・マーケティング向けの情報プラットフォームサービス「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」が、NTTデータグループ傘下のNTTデータ関西に導入されたと、8月26日に発表した。

【「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」導入前の課題】
(1) 組織としての営業力の底上げ
 お客様のビジネス上の課題を解決し続け長期的に関係性を深めるアカウントビジネスの必要性を感じており、営業スタイルが人それぞれある中で、どのように組織としての営業力を底上げするかが課題だった。
(2) リモート商談前のお客様に関する情報収集
 コロナ禍で商談がリモート中心になり、事前準備でお客様の業界や業務等の知識をより多く習得して商談に臨む必要があると痛感していた。
 会社ホームページ、ニュース検索等から得られる情報だけでは限界を感じていた。
(3) 業界のニュースや最新動向の情報入手の効率化
 営業担当は忙しく時間も限定されるため、スキマ時間に効率良く業界の最新動向やニュース等を調べることができる仕組みが必要だった。

【導入の決め手】
 機能の1つである「業界レポート」は、市場規模やトレンド、業界毎の比較が大変分かりやすいと感じた。ビジネスには、お客様の業界、競合も知る必要があり、それらを簡単に素早く確認できる点は非常に良いと思った。
 さらに、月額5万円という抜群の安さと利用者数に制限がない点も大きな魅力だった。4ヶ月に1回程度と更新頻度が高く、随時アップされるコラムもトレンド情報の理解に役立つ。それらの情報の二次加工も可能なため、幅広くお客様とビジネスを展開するきっかけとして有効なツールだと思った。

【導入効果】
 全体的に提案の質が変わった。業界や業務の理解を深め、お客様に踏み込んだ提案ができるようになった。
(1) 情報収集のスピードアップ
 誰でも同じ情報に簡単に辿り着け、調査を容易に行えるようになった。より顧客目線に立った営業の提案資料やコンテンツの作成が可能になった。
(2) 提案力、成約率の向上
 特に顧客訪問時の事前調査としてお客様の業界トレンド・課題等を訪問前に予め理解しておけば、ヒアリング精度や案件の確度が高まる。全体的に営業スキルの底上げに寄与していると考えている。
(3) 営業・マーケティング双方の視点で活用できる
 営業の視点では、例えば展示会出展で馴染みのない業界のお客様と話す際、これまでは顕在的な課題に対するソリューション営業しかできなかったが、その業界にある総合的課題に素早くアプローチできるようになった。
 マーケティングの視点では、業界毎の新着記事や課題ニュースから、自分たちが企画している記事やセミナー等のコンテンツがどれくらいトレンドとマッチしているかを検証している。仮説を補う検証材料や根拠に使える情報がすぐに見つかる。
(4) セミナー告知等も発信、集客に活用
 「BtoBプラットフォーム 業界チャネル」は、セミナー告知等の発信もできる。セミナーの新規集客は、ターゲットリストがあっても毎回同じようなお客様、同じような内容になっては伸び悩む。様々な媒体で幅広く周知していくプロモーションの1つとして期待している。