リコー 1982年発売の「リコピーFT4060」が複写機遺産に認定
リコー 2026年6月11日発表

リコーが1982年に発売した、一般オフィスにおけるPPC(普通紙複写機)の普及に大きく貢献した「リコピーFT4060」が、このほど一般社団法人日本画像学会より「複写機遺産」に認定された。なお、認定証授与式は6月10日に東京科学大学横浜キャンパス(神奈川県横浜市)にて行われた。
「複写機遺産」は、日本画像学会がオフィスの文書処理業務に革新をもたらした歴代の複写機のうち、「現存する」機種に搭載された技術を後世に伝えることを目的として認定するものである。
「リコピー FT4060」は、小型機の常識を覆す高画質・高耐久・高信頼性を実現し、1980年代におけるPPCの進化を加速させた革新的な機種である。その中核技術である「F/Fエンジン」は、その後の電子写真技術の基本概念を築き、業界の技術発展に大きな影響を与えた。同機種は市場から高い支持を得て、発売後わずか10カ月で10万台の生産を達成し、リコーの事業成長に大きく寄与した。
リコーはこれまでも、1955年発売の「リコピー101」が複写機遺産第1号に認定されたほか、1965年発売の「電子リコピーBS-1」や、1974年に発売した世界初の一般事務用高速デジタルファクシミリ「リファクス600S」が複写機遺産に認定されるなど、同分野の技術発展に継続的に貢献している。
【複写機遺産 認定物件概要】
《名称》 リコピーFT4060
《認定番号》 18号
《遺産の分類》 Collection
《製造年》 1982年

