OKI 教育DXを支援する運動データ可視化ソリューション「VISMONI」を販売開始
OKI 2026年7月23日発表
OKIは、体育授業での「個別最適な学び」と「主体的・対話的で深い学び」を支援する新ソリューション「VISMONI(ビズモニ)」を8月より販売開始し、2031年度までに1,500校への導入を目指す。
「VISMONI」は、児童・生徒の運動状況をリアルタイムで可視化し、教員による一人ひとりに寄り添った指導を支援することで、体育授業の質の向上に貢献する。
文部科学省のGIGAスクール構想による教育DXや、新学習指導要領への対応に伴い、体育分野でもICTや客観的データを活用した授業改善が求められている。しかし、教員が児童・生徒一人ひとりの運動状況をリアルタイムかつ客観的に把握し、体力差に応じた最適な指導を行うことは困難だった。こうした課題に対し、OKIは和歌山大学教育学部の村瀬浩二教授と共同で本ソリューションを研究開発した。
「VISMONI」は、児童・生徒が装着したリストバンド型センサーにより、心拍・歩数・体表温度・消費カロリーの4つの運動データを測定する。OKI独自の920MHz帯無線通信技術により、屋外でも標準構成で40人分のデータを安定して自動収集し、運動強度に基づき5段階の色分けでモニタリング端末へリアルタイムに表示する。教員は、個別の運動状況を客観的に把握できるため、一人ひとりに寄り添った声かけや指導、授業後の振り返りが可能となり、「個別最適な学び」を実現する。
また、データを可視化することで、従来のような速度や距離ではなく、心拍数を指標とした授業設計が可能になる。これにより、体力差に関わらず自身の特性に応じた主体的な参加を促せる。さらに、児童・生徒同士がお互いのデータを客観的に確認し、問いを持ちながら対話する「データに基づく協働学習」へと発展させることで、単なる運動量の測定にとどまらない「主体的・対話的で深い学び」を体現する授業づくりを支援する。

