キヤノン 家庭用IJプリンター4モデルを発売 使い勝手を向上

キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン 2023年9月28日発表


PIXUS TS6730

 キヤノンは、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、多機能モデル「XK120/TS8730/TS6730/TS6630」の4機種(いずれもオープン価格)を、10月下旬に発売する。

 日常生活の中で写真や文書を簡単に印刷したいニーズに応えるため、アプリや本体液晶などのUI(ユーザーインターフェース)を進化させ、使い勝手を向上した。「XK120」(参考価格税込4万5,650円)は、高画質・高機能ながら低ランニングコストを実現し、幅広い用途で活用できる。「TS8730」(同4万150円)は、6色独立インクタンクを採用し、高画質な写真印刷に適している。「TS6730/TS6630」(同1万9,800円/同1万8,150円)は、新開発のインクカートリッジの採用により、導入しやすいスタンダードモデルながらプレミアムモデルの「XK120」と同等の高速な文書印刷スピードを実現している。さらに「TS6730」は、ADF(自動原稿送り装置)搭載により、学校や自治体からの配布物など家庭において管理が煩雑な書類を効率よくスキャンし、電子化できる。

■使いたい機能に素早くアクセスできる進化した「Switch UI」を採用
 「XK120/TS8730」は、液晶パネルに4.3型タッチパネルを搭載し、UIは「標準モード」に加えて、「仕事」「学習」「ライフ」といったシーンごとに使う機能をまとめた「Switch UI」を採用した。各シーンは機能の編集だけでなく、液晶画面の背景色やアイコンなどを自分好みにカスタマイズでき、必要な機能に素早くアクセスできる。「TS8730」には、「Switch UI」に加え「かんたんモード」を採用し、シンプルな操作で手軽にプリントやコピーができる。また、「XK120」は、低ランニングコストで印刷でき、L判印刷に必要なインク/用紙の合計コストは約10.0円を実現している。「TS8730」は、6色ハイブリッドインクによる高画質写真が約10秒(L判)で印刷できる。

■コンパクト設計と文書印刷での高生産性・高品質を実現した「TS6730/TS6630」
 新開発プリントヘッドを搭載したスリムなインクカートリッジにより、横幅約374mmのコンパクト設計ながら、A4モノクロ文書で毎分約15.0枚、A4カラー文書で毎分約10.0枚の印刷スピードを実現し、ビジネス文書などの印刷時間が短縮できる。新たな黒文字処理技術により、書類の細かな黒文字でもくっきりと読みやすい印刷が可能である。さらに、新規顔料ブラックインクの採用で印字部にマーカーを引いてもにじみにくく、書き込むことの多いビジネス文書や学習教材などの印刷に適している。