ブラザー 新技術搭載で印刷速度約1.5倍、耐久性約2倍に向上 A3判IJPを6機種発売

ブラザーA3判IJ新製品

 ブラザー販売は、A3インクジェットプリンターにおける新製品として、新技術「MAXIDRIVE(マキシドライブ)」を搭載することで高速印刷と高耐久を実現した6機種を11月上旬に発売すると、8月30日に発表した。
 新製品は、次世代のインクジェットプリンティング技術「マキシドライブ」を搭載した。従来機種と比較して、印刷速度が約1.5倍に、本体の耐久性が約2倍に向上したことで、印刷にかかる時間を大幅に短縮し、大量に印刷する場合でもより長く使用できるようになった。
 また、6機種のうち4機種は、大容量インクカートリッジとサブタンクを搭載した「ファーストタンク」シリーズである。「ファーストタンク」シリーズは、インク交換の手間を軽減できるため、さらなる大量印刷のニーズに応える。3段トレイのA3複合機やA3プリンター、A3プリント・A4コピーのコンパクトなモデルなど、豊富なラインアップでお客様に合わせた製品を提案する。
 全てオープン価格で、市場想定価格は、レギュラーシリーズ「MFC-J7100CDW」の税込3万7950円〜ファーストタンクシリーズ3段給紙モデル「MFC-J7600CDW」の同9万9000円。

【製品特長】
次世代インクジェットプリンティング技術「マキシドライブ」を搭載
 「マキシドライブ」は、ブラザーがこれまで培ってきたインクジェットプリンティング技術をベースに新設計した、次世代のインクジェットプリンティング技術である。インクジェットの心臓部「プリントチップ」に「マキシドライブ」の技術を詰め込んだ「マキシドライブ プリントチップ」では、従来機種よりも吐出可能な液滴サイズを大きくすることで、高画質を維持しながら印刷速度が向上した。また、長期使用によるプリントチップの駆動劣化を最小限に抑え、耐久性が向上した。
 (1)印刷速度が約1.5倍に向上
 新製品の「ファーストタンク」シリーズ4機種は、A4モノクロ・カラーともに1分あたり約30枚の高速印刷を実現した。また新製品は、1枚目の印刷スピードが従来製品の6秒から4.6秒となり、印刷の待ち時間をさらに短縮する。
 (2)耐久性が約2倍に向上
 従来機種では約15万ページだった本体の耐久性が約2倍に向上し、約30万ページの高耐久を実現した。大量に印刷するビジネス用途でも長く使用できる。

自動ノズルチェック機能
 印刷物にスジが入るなどの印字不良の原因となるプリントヘッドのエラーを検知し、自動でメンテナンスを行う。プリントミスによるインクや用紙の無駄を軽減し、手動メンテナンスや再印刷にかかる時間を抑えることで、印刷業務を効率化する。

保証期間を延長できる
 ブラザーオンライン「ハイプリ」に登録することで、1年間のメーカー保証期間に加えて2年間回数無制限の無償修理サービスを利用できる。