リコー スポーツ、エンタメ向けオンライン写真販売サービス提供開始 アップロードから最短2時間で販売可能
リコー 2025年10月16日発表
リコーは、スポーツ、エンターテインメント向けオンライン写真販売サービス「StarFrame(スターフレーム)」を10月16日から提供開始した。
「StarFrame」は、“自分のスターが輝いてる瞬間をフレームにおさめ宝物にする”をコンセプトに、スポーツやエンターテインメントの写真を簡単に販売・購入できるオンラインサービスである。アプリのインストールは不要で、ブラウザ上で操作でき、事業者がアップロードした写真をお客が選ぶと、後日自宅にプリントアウトされた写真が届く。また、事業者がアップロードしてから最短2時間で販売が可能なため、スポーツの試合やアーティストのイベント終了後、すぐに写真を選ぶことが可能である。
これまでのスポーツ・エンターテインメント業界における写真販売業務では、事業者にとっては代金のやり取りが煩雑で、ファンにとってはイベント終了から数日後に写真が公開されるケースが多く、購入意欲が冷めてしまうという課題があった。「StarFrame」では、ファンが一番欲しい瞬間に写真を手にできる環境を実現し、ファンエンゲージメントの向上に加えて、チケットやグッズの売上、リピート率の増加も見込まれる。
リコーはこれまで、主に保育園・幼稚園などの教育現場に向けて、写真データをWebサイトにアップロードするだけで、簡単に写真データを販売できるサービス「リコー こども成長アルバム そだちえ」を2018年から提供している。「そだちえ」で培ったプラットフォームシステムの開発・運用ノウハウを応用して「StarFrame」を拡大していく。
■「StarFrame」の特徴
・導入費・利用料ともに無償
システム導入時の初期費用や導入後の月額利用料などのコストは不要である。リコーは、写真購入の代金の一部を収益として得た上で、事業者に売上を還元する。
・最短2時間で即日公開・販売が可能
試合やイベント当日のホットな瞬間を逃さずに、最短2時間で販売可能である。即日販売により、写真の売上向上が期待できる。
・直観的で快適な操作性
アプリや専用ソフトウェアは不要で、すべてブラウザ上で操作可能。写真(JPEG形式)のアップロードもドラッグ&ドロップによる簡単操作である。データ保存容量を気にせず、無制限に写真をアップロード・販売可能である。
・安心・安全のセキュリティ体制
リコーの専任ITスタッフが毎月セキュリティ監査を実施。安全性を高める暗号化ネットワーク通信(TLS1.2)に対応している。