JEITA 2024-2025年度の利活用分野別ソリューションサービス市場規模を発表
生成AI活用・DX推進を背景に市場拡大
JEITA ソリューションサービス事業委員会 調査統計委員会 2026年8月3日発表
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は、ソリューションサービス市場の動向を継続的に把握するため、「JEITAソリューションサービス市場規模調査」を実施している。このたび、2024-2025年度の実績調査である「利活用分野別ソリューションサービス市場規模(2024-2025年度)」を発表した。本調査は、ソリューションサービス市場を利活用分野別およびビジネスモデル別に把握するとともに、市場構造の変化やDXの進展状況を継続的に分析し、企業の事業戦略立案や市場分析に活用できる基礎データを提供することを目的としている。今回の調査結果は、JEITA会員企業42社から得た回答をもとに取りまとめたものである。
2025年度における国内企業(JEITA会員企業)のソリューションサービス市場規模は、グローバル売上合計で9兆237億円(前年度比 102.5%)となり、調査開始以来、初めて9兆円を突破した。企業のDX推進や生成AI活用の拡大、データ利活用の高度化を背景に、市場は引き続き成長している。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)関連のソリューションサービス市場は、3兆3,456億円(前年度比122.4%)となり、こちらも調査開始以来、初めて3兆円を突破した。
ビジネスモデル別では、「デジタルソリューションサービス」が2兆340億円(前年度比136.2%)、「デジタルプラットフォームサービス」が1兆3,116億円(前年度比105.8%)となった。特に「デジタルソリューションサービス」は、企業の経営変革を支援するコンサルティングやアジャイル開発、生成AIを活用した業務改革支援などの需要拡大を背景に大幅な成長となった。一方、「デジタルプラットフォームサービス」も、クラウドサービスや業界共通プラットフォームの利用拡大を背景に堅調に推移した。近年、企業においては生成AIをはじめとするデジタル技術の活用が急速に進んでおり、業務効率化や新たな付加価値の創出に向けた投資が拡大している。また、データドリブン経営の浸透やクラウドを活用したシステム刷新なども市場拡大を後押ししている。今回の調査結果は、日本企業のDXへの取り組みが、より本格化していることを示している。
調査期間 : 2024-2025年度の実績調査
調査対象 : 2024年4月1日〜2026年3月31日にソリューションサービスの売上計上があったJEITA正会員企業
対象会社 : 42社 ※過去の調査からは、調査対象会社の変更があった。







