インフォマート 商流データをもとに食材流通のトレンドを可視化したサイトをオープン

インフォマート 2026年6月30日発表


 インフォマートは、6月30日、フード業界のDXおよびデータドリブン経営の支援を目的に、食材流通の動向を可視化した特設サイトを公開した。「BtoBプラットフォーム 受発注」に蓄積された実取引データを、個社・個別取引及び個人が特定されないように必要な加工・集計を行い、指数化している。なお、同サイトはインフォマートのサービスの利用有無に関わらず利用できる。
《特設サイト》https://www.infomart.co.jp/data/dataplatform

■本取り組みの背景と目的
 インフォマートは、1998年の創業以来、人とシステムを通じて、全国の卸事業者や飲食店の業務効率化を支援してきた。昨今は、原材料価格の高騰、深刻な人手不足、多様化する消費者ニーズなど、フード業界を取り巻く環境は激変しており、経験や勘だけに頼らない、確かなデータに基づいた経営判断が、これまで以上に求められている。
 日々の取引情報から蓄積された、年間2.9兆円を超える食材流通の実取引データは、業界全体の流通金額の34.6%にのぼり(インフォマート試算)、企業間取引における食材流通の実態を映し出すものである。インフォマートは、この価値あるデータを業界へ還元することで、食品メーカー、卸事業者、飲食店の三者による最適な調達・販売・開発戦略の策定を支援し、フード業界全体の活性化に貢献していく。

■公開する流通データの概要
 第一弾として、以下の5つの切り口から指数を掲載する。なお、本データはすべて統計処理および指数化し、個別の取引は特定できない形に加工している。また、オープンデータ(ダウンロード形式)ではなく、特設サイト上でのみ閲覧が可能である。
(1)飲料:流通額の動向 ~「レギュラーコーヒー」のみ前年同月比で微減~
(2)飲料:流通額 × エリア ~九州・沖縄エリアのみ「乳酸菌飲料」がランクイン~
(3)輸入米の流通トレンド ~備蓄米放出の25年3月を境に、1社あたり取引回数が倍増~
(4)ブロッコリーの流通トレンド ~指定野菜への追加で今後の取引金額に注目~
(5)調味料の流通トレンド ~大きな差はないものの、酢が減少傾向~

■今後の展望
 インフォマートでは、今後も継続して同レポートのアップデートおよび新たなカテゴリの公開を行っていく予定で、2026年8月には、2026年6月までのデータに更新を予定している。