リコーとライズ・コンサルティング・グループがAI実装に特化した「リコーAIコンサルティング株式会社」を設立
リコー/ライズ・コンサルティング・グループ 2026年6月29日発表

リコーと、AI・デジタル技術を軸にコンサルティング事業を展開する株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、企業の経営課題解決を目的に、AX(AIトランスフォーメーション)の実現を支援する合弁会社「リコーAIコンサルティング株式会社」を設立した。
本合弁会社では、リコーグループが有する顧客基盤、顧客接点力、AIの基盤技術およびAIソリューション提供力と、ライズ・コンサルティング・グループの強みであるAI・デジタル領域における戦略立案から実装・活用までのコンサルティング力を融合し、企業に最適なAI導入と定着を一貫して支援する。
■設立の背景
近年、多くの企業で生成AI活用への取り組みが進む一方、「どの業務に適用すべきかわからない」「導入しても定着しない」といった課題が顕在化している。AIを実際の業務変革や成果創出につなげるためには、技術導入だけでなく、構想策定から実装・定着までを一貫して支援することが重要になっている。
リコーはこれまで、AI技術やソリューションの開発・提供を進めるとともに、2025年には企業内に蓄積された暗黙知や非構造化データを活用するAI技術基盤「Hi.DEEN」を発表した。一方、ライズ・コンサルティング・グループは、AI・デジタル領域において、戦略立案から実装・業務定着までを一貫して支援するとともに、現場に深く入り込み伴走するコンサルティング力を強みとしている。
両社は、それぞれの強みを組み合わせることで、AIの価値を実際の業務成果へと着実につなげ、より実効性の高いAX支援を実現できると判断し、合弁会社を設立した。これにより、企業内のデータ活用を軸に、生成AIを「導入するだけでなく使いこなす」ための伴走型支援を強化していく。
■取り組み・提供サービスについて
リコーAIコンサルティング株式会社では、顧客の経営課題や業務課題の整理から着手し、AIを活用した価値創出シナリオや将来像の策定を支援する。
その上で、単なるPoC(概念実証)にとどまらず、成果につながるKPI設計や業務プロセス改革、AI活用基盤の構築を支援し、導入後の定着と継続的な改善まで伴走する。また、本番導入フェーズでは、リコーグループのAI技術やソリューションを活用し、導入から運用、定着、展開までを支援する。
これにより、顧客の生産性向上や競争力強化に加え、新たな価値創出や事業変革の実現を目指す。
■今後の展望
リコーのAI技術・ソリューションと、ライズ・コンサルティング・グループの戦略策定・実装支援力を組み合わせることで、顧客ごとの課題に応じた最適なAX推進を支援する。
今後は、さまざまな業種・業務での支援を通じてAI活用モデルや知見を蓄積し、再現性の高いサービスとして展開することで、企業の競争力向上と持続的な成長に貢献していく。
【合弁会社の概要】
《名称》リコーAIコンサルティング株式会社
《所在地》東京都大田区中馬込1-3-6
《代表者》代表取締役社長 梅津 良昭
《事業内容》AI活用の構想から実装・定着までを一貫して支援するコンサルティング事業
《資本金》1億円
《出資比率》リコー 80%、ライズ・コンサルティング・グループ 20%
《事業開始》2026年7月(予定)
《URL》https://ai-consulting.ricoh.com/

