リコー 「TRIBUS 2023」 社内外の18企業・チームが成果発表

リコー 2024年2月9日発表


 リコーは、社内起業家とスタートアップ企業の成長を支援し、事業共創を目指す社内外統合型のアクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス) 2023」の成果発表会「TRIBUS Investors Day」を、2月8日に開催した。

 本プログラムは、リコーグループ社員であれば誰でも応募できる社内起業家プログラムと、スタートアップからの応募を募るプログラムを統合した形で運用する、統合型アクセラレータープログラムである。5期目となる本年度は、「“RECONNECT #つなぐ #つなげる #つなぎなおす”」をテーマに、社内からは51件の応募があった。また、リコーグループ内から提示された過去最大となる7つの事業領域とその他領域でビジネスアイデアを広く募集し、社外からは132件の応募があった。今回の「TRIBUS Investors Day」では、2023年10月の統合ピッチを通過した社内起業家9チームと、スタートアップ企業9社が、新サービスの発表やプロトタイプによる実証実験結果など、事業の進捗状況や今後の展開について成果発表を行った。

リコー 社内外統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS 2023」の成果発表会を開催
社内新規事業通過チーム、登壇スタートアップ、審査員、協賛企業

 スタートアップ企業は、リコーの事業部やグループ会社との協業/連携の活動状況や、最新の事業状況について発表し、本イベントに協賛している企業から、協賛企業賞を受賞した。受賞は下記の通り。

住友商事賞》(住友商事株式会社協賛)
 オングリットホールディングス株式会社
《HAX賞》(HAX Tokyo協賛)
 株式会社RICOS
《SGホールディングス賞》(SGホールディングス株式会社協賛)
 amu株式会社
《三菱地所賞》(三菱地所株式会社協賛)
 株式会社助太刀

 また、社内起業家は、株式会社ユニッジの支援を受け、ビジネスプランをより良いものへ磨き、事業化実現に向けた活動を行ってきており、その成果を発表した。これから専任として自由裁量権を持って、本格的な事業化検討が認められるチームに与えられる「TRIBUS社内起業賞」には、植平将嵩さん率いる可食性コーティングによる食品ロスの削減、武田謙郎さん率いる宇宙映像事業、塚原みなさん率いるエチオピア地方都市向け買物支援サービスが選ばれた。