キヤノンMJの特許「複数プリンタでのサーバーレスプリント技術」が関東地方発明表彰「発明奨励賞」受賞

キヤノンマーケティングジャパン/キヤノンITソリューションズ 2023年12月1日発表


 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は、同社の特許「複数プリンタでのサーバーレスプリント技術(特許第6414287号)」が、公益社団法人 発明協会が主催する「令和5年度関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞したと、12月1日に発表した。本発明は、キヤノンMJグループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)が開発し、キヤノンMJが提供するプリンター機能拡張アプリケーション「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」に活用されている。

サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE 概念図

 「地方発明表彰」は毎年、国内各地方において優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰している。
 このたび「令和5年度関東地方発明表彰」において、キヤノンMJの「複数プリンタでのサーバーレスプリント技術」に関する特許が「発明奨励賞」を受賞した。本発明は、複数のプリンターが配置された環境においてサーバー機器を設置することなく、ユーザーが印刷実行するプリンターを意識せずに印刷指示を行い、任意のタイミング、任意のプリンターから「いつでも、どこでも」印刷可能とする技術である。
 本発明は、キヤノンMJが提供するプリンター機能拡張アプリケーション「サーバーレス Anyplace Print for MEAP ADVANCE」に活用されている。キヤノン製の複合機およびレーザービームプリンターにインストールすることで、「いつでも、どこでも、プリント」を実現し、無駄な印刷の防止、セキュリティ確保、業務効率向上などに寄与している。