大塚商会 ハピネスプラネットと資本業務提携で協業体制を強化

大塚商会 2023年12月1日発表


 大塚商会は、11月にウェルビーイング・テクノロジーのベンチャー企業であるハピネスプラネットと資本業務提携をおこなったと、12月1日に発表した。
 今回の資本業務提携により、大塚商会とハピネスプラネットでは、中長期的な戦略に基づきコラボレーション戦略会議を定期的に開催し、両社の強みを持ち寄り、多様な人材や能力を柔軟に活かす時代、生成AIと共に仕事をする時代にふさわしいハピネス・マネジメントのソリューションを共に提供していく。

 社会が複雑に多様に変化していく中では、人的資本向上、人への投資、組織のサイロ化防止、エンゲージメント強化、離職抑止、経験者採用といった経営課題と直結したウェルビーイング経営の重要性が高まっている。ハピネスプラネットは、組織や働く人のハピネス向上を科学的な仕組みでマネジメントできるユニークなテクノロジーを持っている。
 大塚商会は、ハピネスプラネット設立時から、営業部でのパイロット運用を皮切りにさまざまな実証を社内でおこなってきた。ハピネスプラネットのサービスを大塚商会向けにアレンジし、大塚商会独自の顧客管理・営業支援システムによる科学的営業スタイルの一環として、大塚商会営業組織におけるハピネス向上を目指したマネジメントの仕組みを構築、効果をあげてきた。2023年1月からは、ハピネス・マネジメントを全国の営業社員約3,000名を対象に展開し運用している。

 今回の資本業務提携に基づくサービスの第1弾として、ハピネス・マネジメントの啓蒙活動や組織ハピネス度のアセスメントと改善サービス(調査・診断・助言・改善)を提供する予定である。

 大塚商会は、ハピネスプラネットとのビジネスシナジーの拡大を図り、企業にフィットしたハピネス・マネジメントの提供を積極的におこない、より多くの企業の人的資本の強化とDX推進に貢献していく。また、AIを使いこなす人が中心となる社会を目指した中長期的な事業強化の一環として、今までとは劇的に異なる新しい働き方の実現を支援することを目指している。

【概要】
《取引手法》 第三者割当増資
《取得金額》 349,995,000円
《取引日》 2023年11月30日