KCCS 「ASPICクラウドアワード2023」で審査委員会賞など4つの賞を受賞

京セラコミュニケーションシステム 2023年11月27日発表


 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、総務省後援「第17回 ASPICクラウドアワード2023」(主催:一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC))において、以下の4賞を受賞したと、11月27日に発表した。

■データ活用系ASP・SaaS部門 審査委員会賞
 《受賞サービス》浸水検知サービス「SUIJIN」

■AI部門 経営改革貢献賞
 《受賞サービス》AIシステム導入の成功率を高める「外観検査AIパッケージ」

■IoT部門 先進ビジネスモデル賞
 《受賞サービス》開封検知ソリューション「SeeGALE」

■社会業界特化系 ASP・SaaS部門 社会貢献賞
 《受賞サービス》学校向けクラウド型図書館システム「ELCIELO for School」

 ASPICクラウドアワードは、ASPICが総務省などの後援により、日本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに対し、総務大臣賞などの各賞を表彰する取り組みである。クラウド事業者およびユーザー企業の事業拡大を支援し、クラウドサービスが社会情報基盤として発展・確立することの一助になることを目的としている。

【受賞した各サービスの概要】
●浸水検知サービス「SUIJIN」
 SUIJINは、台風やゲリラ豪雨時の浸水状況をいち早く把握することで、迅速な災害対応につなげることができるサービス。浸水リスクが想定される身近なエリアに浸水センサを設置することにより、PCやスマートフォンのアプリケーション上で浸水状況をリアルタイムに把握することができる。

●AIシステム導入の成功率を高める「外観検査 AI パッケージ」
 外観検査AIパッケージは、外観検査におけるAI判定に必要な機能を、最適なハードウェアにパッケージ化したアプライアンス製品。AIモデル開発からAIシステム導入・本運用までのスムーズな導入を支援し、製造業におけるDX推進をサポートする。

●開封検知ソリューション「SeeGALE」
 SeeGALEは、フィルム状やカード型のSeeGALEデバイスを梱包箱に貼るだけで、製品の出荷から開封までのトレーサビリティや開封状況を把握できる開封検知ソリューション。製品の市中在庫や消費トレンドの把握による生産計画の精度向上、製品輸送プロセスにおけるセキュリティ確保などに活用することができる。

●学校向けクラウド型図書館システム「ELCIELO for School」
 ELCIELO for Schoolは、紙の本だけでなく電子書籍や音声読み上げコンテンツのオーディオブックなども一元管理できる、小・中学校向けのクラウド型図書館システム。紙と電子コンテンツを一元管理することで、利便性の向上と管理コストの低減を実現するとともに、児童生徒の読書への興味と意欲向上を支援する。