東芝テックとyousual 香りのマーケティング活用に関する実証実験を8月に開始

東芝テック/yousual 2023年7月18日発表


 東芝テックとyousualは、デジタル化した香り見本とPOSデータを連携することで、香りによる消費者の行動変容を分析可能にし、ソリューションの提供を実現するための実証実験を8月23日より開始する。また本内容は、7月19日から21日に東京ビッグサイトで開催中のJapanマーケティングWeek 夏展「広告メディアEXPO」に出展している。

 柔軟剤や芳香剤などの消費財メーカーでは、多くの製品について店頭に香り見本を設置しているが、香りをテストする消費者の行動や、テストしたことによる行動変容の把握が難しく、香り見本の設置と消費者の購買行動との因果関係が見えにくいという課題がある。
 また現状の香り見本は、製品の香りを基材に付した容器が設置されている形が一般的であり、視覚と連動した店頭訴求等は行われていない。さらに消費者が手にとって利用するタイプが主流であるため、消費者の接触、取り扱いに起因する破損容器の交換や、メーカーごとの香り見本の管理など、小売店の手間が生じている。

 両社は今回、小売店における消費財メーカーの香り見本のデジタル化と、消費者への店頭における手軽で楽しい香り体験の提供、消費財メーカーおよび小売店への香り販促物の管理工数削減や消費者行動の定量的な分析を実現するソリューションの提供に向けて、実証実験を開始する。

 また将来的には、デジタル化された香り見本をサイネージなどの視覚デバイスやカート型セルフレジやスマホ 型POSレジと連携し、消費者の店頭における新たな香り体験の創出を推進していく。

【実証実験について】
■実施店舗 munit河原町OPA店
■実施開始予定 2023年8月23日(水)
■内容
《消費者行動データ収集》
 店頭にサイネージ、香料噴射器、タッチパネル、センサーなどを組み合わせて香り見本をデジタル化し、足止め効果や利用率などの消費者行動データを収集する。
《販促効果分析》
 収集した消費者行動データとPOSデータを掛け合わせ分析することで販促効果を検証する。