日本ガイシとリコーが合弁会社「NR-Power Lab株式会社」の事業を開始

NR-Power Lab株式会社のロゴ

 日本ガイシとリコーは2月1日、2社による電力事業に関する合弁会社「NR-Power Lab株式会社(以下「NR-Power Lab」)」の事業を開始したと、同日発表した。

 NR-Power Labでは、日本ガイシが保有する大容量のNAS電池などの蓄電池制御技術と、リコーが保有するデジタル技術を活用した再生可能エネルギー流通記録プラットフォームを組み合わせることで、カーボンニュートラル達成に不可欠な再エネの普及拡大のためのサービスを提供する。
 NR-Power Labは、以下の早期事業化を目指す。

●仮想発電所(VPP)サービス
 VPPとは、再生可能エネルギーの発電量や蓄電池への充放電、施設や家庭などの電力消費などさまざまなエネルギーリソースをデジタル技術で統合制御することで、あたかも一つの発電所のように機能させることである。電力の需給バランスを包括的に調整し、季節や天候により発電量が左右される再エネの安定的かつ効率的な利用に寄与するサービスを提供する。また、電力の需給ギャップをなくすための電源(調整力)を取引する需給調整市場への調整力供出も検討する。

●電力デジタルサービス
 ブロックチェーン技術などのデジタル技術やIoT技術によって得られる電力に係るデータを活用して、付加価値をより高めた新しい電力サービスを提供する。省エネ設備やエネルギーマネジメント、太陽光発電設備の運営保守などのソリューションの提供を通じて、地域や企業の脱炭素化や再エネ導入の促進に取り組む。

 日本ガイシとリコーは共にRE100に加盟しており、2022年5月より再エネトラッキングの実証事業を進めている。両社がこれまで培ってきた技術・ノウハウを融合した事業を通して再エネの普及・導入を後押しし、持続可能な社会の実現に貢献する。

【合弁会社の概要】
《名称》 NR-Power Lab株式会社
《所在地》 愛知県名古屋市千種区千種2丁目22-8
       名古屋医工連携インキュベータ内
《代表者》 代表取締役社長 中西 祐一
《事業内容》 VPPサービスおよび電力デジタルサービスに係るビジネス開発
《資本金》 4,000万円
《出資比率》 日本ガイシ 51.0%、リコー 49.0%
《事業開始》 2023年2月1日
《URL》 https://nr-power-lab.jp
《従業員数》 11名(2023年2月1日現在)