リコー DXを支援するカラー複合機発売 再生プラ約50%使用など環境性能強化

RICOH IM C3010、リコーの佐藤OC事業センター所長(左)とリコージャパンの石井オフィスプリンティング事業センター長

 リコーは、顧客のDX(デジタルトランスフォーメーション)とサステナビリティの両面で価値を提供するA3フルカラー複合機の新製品として、「RICOH IM C6010/C5510/C4510/C3510/C3010/C2510/C2010」の7機種16モデルを2月14日に発売すると、2月6日に発表した。

 近年、働き方の変化や法改正にともない、注文書や請求書など紙の電子化が推し進められるなか、複合機はアナログとデジタルをシームレスにつなぎ、業務のDX支援を担うエッジデバイスとなっている。
 新製品では、エッジデバイスとしての機能強化を図り、名刺や領収書などの小サイズ原稿を含めた多様な紙文書を電子化できる。リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration」を介し、「RICOH kintone plus」(有償)などのさまざまなアプリケーションを複合機と連携することで、電子化した文書を手軽に閲覧、管理、データ処理ができ、ワークフロー全体の効率化を実現する。オプションでは紙折りや針なし綴じ機能の強化を図り、業務に合わせて最適な形で文書を出力できる。
 クラウドに接続するエッジデバイスには強固なセキュリティーが求められるため、新製品では最新のセキュリティー機能を搭載している。顧客ごとの業種業務に寄り添ったリコーらしいデジタルサービスを提供し、DX推進を支援する。

 さらに新製品は、省資源・省エネルギー化によりライフサイクル全体での環境負荷(カーボンフットプリント)を前身機より約27%削減し、顧客の事業活動での環境負荷低減に貢献する。業界トップとなる本体樹脂総重量の約50%(重量比)に回収材(再生プラスチック)を使用しているほか、製品梱包材にリサイクル可能な紙材料を使用し、包装プラスチックを従来比54%削減している。
 また、新たな低融点トナーの採用などによる消費電力の低減を行うことに加え、製品の組み立て生産で使用するすべての電力を再生可能エネルギー由来の電力で賄っている。
 環境への取り組みや性能を強化することで循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献する。

RICOH IM C3010

 新製品の税別標準価格は、連続複写速度60枚/分の「RICOH IM C6010」が270万円〜、同20枚/分の「RICOH IM C2010」が105万2,000円〜。