ブラザー　コンパクトな業務用ラベルプリンター3機種発売　RFID対応モデルも

　ブラザー販売は、インダストリアルラベルプリンターの新製品として、従来機種より体積を35％削減し、RFIDに対応した「TJ-4121TNR」など３機種を10月上旬に発売すると、8月23日に発表した。
　ブラザーは、業務用ラベルプリンターとして感熱ラベルプリンターと熱転写・感熱兼用ラベルプリンターをラインアップしている。2020年には、高速大量印刷に適したインダストリアルラベルプリンター「TJ-4T」シリーズを発売した。
　このたび「TJ-4T」シリーズの新製品として、従来機種より体積を35％削減したコンパクトモデル3機種をラインアップに追加する。
　新製品は、熱転写・感熱兼用ラベルプリンター「TJ-4021TN」「TJ-4121TN」「TJ-4121TNR」（全てオープン価格）の3機種である。設置スペースが限られた場所でも使用できるようになったほか、RFIDに対応した「TJ-4121TNR」でRFIDラベルの大量印刷ニーズにも応えられるようになった。ブラザーでは、大量連続印刷用途のある製造・物流業界へ、現場にあわせて選べるようになった「TJ-4T」シリーズの提案を強化していく。

【新製品の特長】
■省スペース設計
　従来機種と比較して、体積を35％削減し、省スペースを実現した。コンパクトでありながら、最大で8インチ外径ロールのラベルや450m巻インクリボンに対応している。
■UHF帯のRFIDに対応（TJ-4121TNR）
　ラベルへの印字と同時にRFIDへのデータ書き込みが可能である。インレイ配置の指定や、RFIDの電力設定が不要となる自動タグキャリブレーション、不良タグの検知などの機能も搭載している。また、従来のRFID対応モデルよりも厚みのある1.0mmのRFIDラベルにも対応可能で、金属対応タグへの書き込みもできるようになった。
■高い堅牢性
　外部からの衝撃にも強い堅牢な金属製フレームボディを採用した。