OKI 将来事業創出に向けた価値創造戦略 「DX戦略2025」を策定

OKI 2023年8月30日発表


 OKIは、「中期経営計画2025」における将来事業創出に向けた価値創造の戦略を踏まえて「DX戦略2025」を策定したと、8月30日に発表した。2022年6月に発表した「DX新戦略」で打ち出した、「組織の変革」「業務プロセスの変革」「既存ソリューションの強化」「新ソリューション創出」の4象限で顧客のDX実現に貢献する考え方をさらに発展させ、「安心・便利な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境の保全」の3つの貢献分野で「社会の大丈夫をつくっていく。」DXを推進し、OKIの競争力を強化していく。

 OKIは「中期経営計画2025」において、ミッションクリティカルなモノづくり・コトづくりを通じて社会課題を解決する「社会の大丈夫をつくっていく。」企業として、成長に舵を切り、縮小均衡から脱却する。「安心・便利な社会インフラ」「働きがいと生産性向上」「地球環境の保全」の3つの貢献分野で提供する社会価値を具体化するとともに、成長への舵切りの要となる将来事業創出に向けては、「DX新戦略」で打ち出した4象限をベースとした価値創造の戦略を掲げた。

 これを踏まえて策定したのが「DX戦略2025」である。4象限における社内と社外のプロセスを相互に循環させることで、価値創造の相乗効果をさらに高める。全員参加型イノベーション活動やモノづくり基盤強化など、会社としての創造性と生産性を高める社内革新で生み出した力を、顧客のDX化を支えるプロダクトやビジネスプロセスサービスの強化に活かしていく。また、「新ソリューション創出」においては、これまで培ったエッジの技術により生み出される多様なデータをつなぐ「エッジプラットフォーム」を構築し、提供価値の拡大を目指す。