JBMIA 複合機の動脈物流共同化配送を開始 まず北海道で実施 CO2排出量を50%削減

図 ラストワンマイル共同化の概念図

 (一社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)は3月16日、複合機などを客先や顧客に納品する販売店の下へ届ける動脈物流共同化配送実現に向けて2021年4月に動脈物流委員会を発足し、11月に北海道の一部地域で先行実施していたことを明らかにした。さらに、全国展開を図る。
 かつては考えられなかった『競争』する同業他社との協業であるが、コロナ禍などにともなう運送のひっ迫により、へき地など配送効率が悪い地域での運送効率を高める『共創』領域となった。客先で使用済みの複合機を共同で回収する静脈物流はすでに実施しており、その実績も役立った。トラック台数とCO2排出量を、それぞれ約50%削減できる環境対応の効果もある。
 JBMIAの動脈物流委員会には、15社(9メーカー)が参加している。

続きは OAライフ第394号(2022年3月20日付)に掲載