ブラザー工業 環境対応を矢継ぎ早に強化 CO2排出最小化 新社屋建設計画も見直し

 ブラザー工業は、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)内に建設を予定している新社屋について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う働き方の変化を契機に当初計画を見直したと、2月21日に発表した。合わせて地球環境への配慮をより強化し、ZEB認証取得を視野に入れて、新社屋を含む本社地区のカーボンニュートラル達成を目指す。
 同社は昨年来、地球環境への配慮や持続可能な社会の実現に向けた取り組みをより強化している。昨年10月には「ブラザーグループ環境ビジョン2050」を改定して、CO2排出削減ビジョンを見直し、2030年度までにスコープ1、2において2015年度比で65%削減し、2050年度にはあらゆる事業活動におけるカーボンニュートラルと、バリューチェーン全体のCO2排出最小化を目指すとした。

続きは OAライフ第394号(2022年3月20日付)に掲載