大塚商会 ランサム対策にも有効なバックアップ環境を手軽に構築する「Wasabiクラウドストレージサービス」

大塚商会 2025年6月25日発表


 大塚商会は、Wasabi Technologies Japan合同会社が提供する「Wasabi Hot Cloud Storage」を基盤とした大塚商会オリジナルソリューション「Wasabiクラウドストレージサービス」を、6月26日より提供開始した。販売目標は、発売12カ月で75社。

 近年、企業規模を問わず、ランサムウェアなどによるバックアップデータの暗号化被害が拡大しており、安全で堅牢なデータ保管の重要性が一層高まっている。「Wasabi Hot Cloud Storage」は、ランサムウェアに暗号化されない不変な領域かつ安価なクラウドストレージとして、大容量のバックアップデータでもセキュアな環境で手軽に導入可能なサービスである。
 今回提供する「Wasabiクラウドストレージサービス」は、大塚商会が提供するVeeam、QNAPの2次バックアップ先として利用できる。導入に際し、「Wasabi Hot Cloud Storage」の環境構築から運用管理までを大塚商会が代行する。
 本サービスは、10TBからの容量プランを月額契約で提供する。また、データダウンロードに対して追加の料金が発生しないことから、万が一ランサムウェア攻撃が生じた場合でも追加コストを発生させることなくデータのリストアが可能である。これにより、導入企業は日々の運用管理負担の軽減を実現しつつ、情報セキュリティの強化を図ることができる。
 価格は、10TBで月額税別2万円、クラウドストレージ容量追加5TBごとに月額同1万円。