コニカミノルタジャパン 機能最適化で品質の安定性と生産性向上を実現 「AccurioPress C7100 ENHANCED」を発売
コニカミノルタジャパン 2025年6月20日発表
コニカミノルタジャパンは6月20日、高画質及び多彩な用紙への対応力と、自動品質最適化ユニットで評価を得ているデジタル印刷システム「AccurioPress C7100」の機能強化版として、「AccurioPress C7100 ENHANCED」を発売すると発表した。なお、この機能強化版は欧米など一部海外では、すでに販売を開始している。

「AccurioPress C7100 ENHANCED」は、コンパクトながらも多才な生産機として、印刷業務の効率化と印刷物の価値向上に寄与する。従来の「AccurioPress C7100」から各性能の最適化により、通紙性や厚紙対応力、カラーマネジメント機能の強化を実施した。
■印刷工程の自動化と強化されたカラーマネジメント機能で省力化・スキルレスを実現
自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー(IQ-501)」に、今春発売の「AccurioPress C14010シリーズ」より新たに搭載を開始したインテリジェントカラーコントロールを搭載している。
従来では監視できなかった複数のパラメーターを監視することで、ハーフトーン(色味)の安定性を向上させることが可能となり、高速印刷、長時間印刷でも一貫した高品質な仕上がりを実現する。人の介在を必要としないワークフローを増やすことで、印刷現場の省力化を図り、より創造性の高い業務へのシフトを推進する。
■顧客のビジネス拡大に寄与する多彩なメディア対応力
「AccurioPress C7100 ENHANCED」では、顧客の追求する厳しい品質を満たすため、「AccurioPress C7100」に対して用紙の通紙性や厚紙対応力を強化した。また、「AccurioPress C7100」と同様に900mmまでの長尺紙に対応しており、A4サイズの三つ折り印刷物やポスターなど、特徴ある印刷物の提供が可能である。さらに、エンボス加工やテクスチャー加工の施された紙にも対応しており、紙質に合わせて転写ローラーの位置と圧力を自動で最適化することで、名刺や招待状などの印刷において要求される高い質感や表現力の拡大を実現している。これら機能強化により多様なメディアへの対応力と小ロット・短納期・オンデマンドというデジタル印刷ならではの強みでクライアントへのより幅広い提案を可能にし、顧客のビジネス拡大をサポートする。