富士フイルムBI DocuWorks と商蔵奉行クラウドを連携 基幹業務プロセスの生産性向上を支援

 富士フイルムビジネスイノベーションは、ドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks(ドキュワークス)」と株式会社オービックビジネスコンサルタント(東京都新宿区、和田成史社長、以下OBC)が提供する「奉行クラウド」シリーズを連携し、基幹業務プロセスの生産性向上を支援する「DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド」の提供を開始する。まずは「商蔵奉行クラウド」との連携により、販売管理業務における商談全体のリードタイム短縮を実現する。
 「DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド」は、「奉行クラウド」シリーズの1つである「商蔵奉行クラウド」と「DocuWorks」を連携し、「商蔵奉行クラウド」で管理する顧客情報や商品情報を活用した帳票 (見積書/注文書/納品書/請求書 等)の作成や、お客様との商談の中で発生する文書の効率的な管理を支援するソリューションである。
 富士フイルムビジネスイノベーションは、2021年9月から自社のコンタクトセンターによるサポートを付加したOBC社の「奉行クラウド」シリーズを提供しており、本ソリューションにより基幹業務プロセスの生産性向上をさらに支援する。
 従来の販売管理業務では、営業が見積書を作成する際に在庫や納期情報などを関連部門に問い合わせて確認しなければならず、お客様への見積書の提示に時間がかかっていた。
 「DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド」では、営業は関連部門に問い合わせることなく「商蔵奉行クラウド」と連携した「DocuWorks」上で在庫や納期情報を取得し、その情報と事前に用意した帳票フォームを使って見積書を作成することができる。また、作成した見積書の内容を商蔵奉行クラウドに反映することで、見積伝票も自動起票できる。
 これにより納期情報も含めてお客様への見積書の提示が迅速になるとともに、受注処理を効率化し、商談全体のリードタイムを短縮できる。
 また、作成した帳票はPDF等の電子ファイルとして保存でき、普通紙への印刷やお客様への帳票ファイルの送付が可能となる。
 さらに、お客様との取引に関連する注文書や契約書、請求書、納品書等のファイルを同社クラウドストレージサービス「Working Folder」に格納することで、電子帳簿保存法に準じた運用・管理が行える。
 「DocuWorks Cloud Connector for 奉行クラウド」の提供価格は、月額税別2,800円〜/ユーザー。