東芝テック スマホ型レジアプリの利用促進に向けたリテールメディアの実証実験を開始

東芝テック 2024年3月28日発表


 東芝テックは、関東地方を中心にスーパーマーケットを展開する株式会社東急ストアの店舗において、東芝テックが提供するリテールメディアの店内利用促進効果に関する実証実験を3月28日より開始した。

 デジタル化の進展や人々のライフスタイルの大きな変化により、スマートフォンは日常生活において不可欠な存在となった。東芝テックはこのような変化の中で、消費者の購買体験を向上させるためにさまざまなサービスを提供している。特に、スマホ型レジアプリを通じて購買体験の満足度を高める取り組みを進めている。
 本実証実験では、来店中の消費者にアプリを通して新たな商品の提案とお得な購買体験を訴求し、東芝テックが提案する新しいスマホ型レジアプリの利用促進に向けたリテールメディアの価値検証を実施する。また、各種検証データを横断的に分析することで、消費者の満足度向上や店舗業務の効率化への寄与についても検証する。

 東芝テックは、今回の実証実験結果に基づき、データの分析・活用を行い、リテールメディアの価値向上につながる新しいアプリを提供していく。

【実証実験について】
《実施店舗》 東急ストア 中央林間店
       住所=神奈川県大和市中央林間4-12-1 中央林間東急スクエア内1F
《実施開始予定》 2024年3月28日
《内容》
(1)実証実験参加者を募集
 「東急ストア 中央林間店」のLINE公式アカウントの友だち登録をしている消費者、および、店内掲示により実証実験モニターを募集する。
(2)消費者の購買行動に合わせたクーポン配信
 1つ目の店内施策として、特定の商品をスマホでスキャンした際、関連商品のクーポンをスマホ型レジアプリに配信し、販促効果と購買体験の向上を検証する。
(3)消費者に一定期間商品の割引を実施
 2つ目の店内施策として、スマホ型レジアプリ利用に対し購買品の割引を行うことで、割引効果による来店誘導・スマホ型レジアプリの利用向上効果を検証する。
(4)店舗内行動データと購買データを分析
 購買データや利用者へのヒアリングをもとに、購買結果に及ぼす定量情報と消費者の行動や思考の定性情報を分析し、本実証実験の成果を評価する。