請求書受領サービス市場で「Bill One」が2年連続マーケットシェアNo.1を獲得

Sansan 2023年12月8日発表


 Sansanは、同社のインボイス管理サービス「Bill One」が、デロイト トーマツ ミック経済研究所が実施した請求書受領サービスの市場動向調査においてマーケットシェアNo.1を獲得したと、12月8日に発表した。Bill Oneは本調査において、2年連続でシェアNo.1を獲得している。
 当該調査においては、マーケットシェアNo.1の要因として、サービスの信頼性や組織力が挙げられている。

請求書受領サービス市場で「Bill One」が2年連続マーケットシェアNo.1を獲得

■ミックITリポートの調査結果のポイント
・請求書受領サービス市場は年率73.6%の驚異的な成⻑が見込まれる有望市場で、2027年度には860.8億円の市場規模になると予測。
・法制度への対応やリモートワークの浸透などにより、紙が主流だった経理部門でも請求書業務のデジタル化需要が高まっており、請求書受領サービス導入の機運が一気に高まっている。
・インボイス管理サービス「Bill One」は、驚異的な成⻑を続ける請求書受領サービスとして、マーケットシェアNo.1を2年連続で獲得。

■請求書受領サービスの市場とBill Oneに関する考察
 当該調査では、請求書受領サービス市場は2027年に860.8億円を突破すると予測している。インボイス制度や電子帳簿保存法への対応やリモートワークの浸透などを背景に、新市場として驚異的な成⻑を続けると見込んでいる。また、市場規模の拡大を背景に、各社ではテレビ広告やネット広告への積極的な広告投資、会計システムとの提携・連携、人材採用・育成の強化、会計サービスとの連携など、さらなる成⻑のための積極的な事業推進を行っていることを報告している。

 当該調査において、Bill OneがマーケットシェアNo.1を獲得した要因として、以下2点を考察として挙げている。
・サービスへの社会的信頼性
 Sansanは、営業DXサービス「Sansan」の提供を通じて、大手企業と⻑期的なエンゲージメントを構築し、サービスへの高い信頼を築いてきた。さらに、請求書のデータ化において、AI-OCRとオペレーターによる確認を行うことで高いデータ化精度を担保していることも、高い信頼性に繋がっている。
・圧倒的な人員体制と組織力
 Bill Oneは、営業体制の強化に取り組んでおり、営業人員の増員と1人あたりの営業生産性向上を同時に実現している。また、データ化精度の要となるオペレーターの人員は営業部門以上に増やしており、安定的なサービス提供ができる組織体制を構築している。