Sansanと創業者の寺田親弘氏が神山まるごと高専の奨学金基金へ計10億円支援

Sansan 2023年3月9日発表


 Sansanと同社創業者の寺田親弘氏は、私立高等専門学校「神山まるごと高専」の学費無償化を目的とした「スカラーシップパートナー」に参画すると、3月9日に発表した。Sansanと寺田親弘氏は、それぞれが独自に拠出・寄付を行い、合計10億円を「一般社団法人神山まるごと奨学金基金」へ支援し、奨学金基金の実現に貢献する。
 今回の参画により、神山まるごと高専のスカラーシップパートナーへの参画企業は11社となり、全校生徒の学費の実質無償化を実現した。Sansanは、サステナビリティ活動の一環として神山まるごと高専の設立を支援してきたが、今後はスカラーシップパートナーとしてその取り組みを拡張し、日本の起業家育成に貢献していく。

■Sansanの参画に込めた思い
 Sansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに、「ビジネスインフラになる」をビジョンに掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供している。同社は2010年より、当時は珍しかったサテライトオフィス「Sansan 神山ラボ」を徳島県神山町に開設し、社員が常駐勤務をするほか、集中議論や研修で活用するなど、自社の生産性向上に向けてさまざまな取り組みを行ってきた。
 同社と深い関わりのある神山にこの度開校する「神山まるごと高専」では、同社の地域社会・NPO・従業員と取り組むサステナビリティ活動「NEXT」の一環として、2021年に神山まるごと高専支援室を立ち上げ、設立をサポートしてきた。2023年4月の開校を間近に控え、今後はさらに取り組みを拡張し、学校運営を後押しする。

 社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」を生み出す学校を支援することで、同社ミッションである「出会いからイノベーションを生み出す」を神山でも実現していくとともに、神山まるごと高専がビジネスインフラとして未来のイノベーターを創出していくことを支援する。また、将来的にこの学校が輩出する卒業生・起業家にSansanのサービスが活用され、さらなる出会いとイノベーション創出につながっていくことを期待している。

奨学金基金のスキーム図

■スカラーシップパートナーの詳細と設置背景
 2023年4月に開校する私立高等専門学校「神山まるごと高専」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指している。同校では、良質な教育を提供すべく教職員を取りそろえており、かつ私立の高専であるため、学生一人当たり年間200万円ほどの高額な学費がかかってしまう。
 経済状況に限らず目指せる学校を目標とする同校において、学費の存在で入学を諦めることがあってはならないと考え、奨学金基金と長期的な寄付によって学費の無償化を実現する「スカラーシップパートナー」を立ち上げることを決めた。
 2022年1月に構想を発表し、3月にはスキームを発表した。2023年3月時点で、神山まるごと高専のスカラーシップパートナーへの参画企業は11社となり、全校生徒の学費の実質無償化を実現した。