OKI 福島市立野田小学校で「出前バーチャル工場見学」を実施

 OKIグループの板金電源事業会社であるOKIシンフォテック(OSC)は、8月26日に地元の福島市立野田小学校において、3年生の児童約120名を対象に、「出前バーチャル工場見学」を実施したと、9月14日に発表した。2016年から毎年、地域貢献活動の一環として実施してきた工場見学を、新型コロナウイルス感染予防に考慮し、「工場が学校にやってくる」形式で実施したもので、3回目の開催となる。

「出前バーチャル工場見学」の様子
電動ドライバーのネジ締め体験

 当日は、OSCの若手社員が校内の多目的ホールに集まった子どもたちに向けて、動画を交えて事業内容を説明した。動画では、学校から工場にワープして行ったかのような演出に続き、板金加工や基板製造、ならびに塗装工程など、工場で製品を作る様子をクイズも交えて説明した。説明の最後では、板金をレーザー加工の技術でオリジナルキーホルダーを切り出す様子も見てもらい、完成したキーホルダーを子どもたち全員に記念品としてプレゼントした。また、児童を代表して4名が前に出て、電動ドライバーによるネジ締め体験にチャレンジした。

 授業終了後、子どもたちは、街中で見かけるATMなどの製品が学校の近くの工場で作られていることに驚いていた。「100トンの力で鉄の板を曲げていることに驚いた。」「どのように作っているのか、今度は実際に工場に見に行きたくなった。」などの感想が聞かれた。