Sansan 中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」でEight外の名刺情報も活用

 Sansanは、キャリアプロフィール「Eight」の中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」において、Eight外で管理していた名刺情報の取り込みを可能にする機能を開発・搭載したと、8月3日に発表した。これによりEight Teamに参加しているユーザーは、Excel等のデータファイルやEight以外の名刺管理サービスで管理していた名刺情報をユーザー自身のEightに一括で取り込み、チームで共有することが可能になる。

「Eight Team」でEight外の名刺情報も

 これまでEightに名刺情報を登録するには、アプリをインストールしたスマートフォンでの名刺の撮影や専用のスキャナーでの名刺のスキャンが必要だった。一方で、Eight Teamの利用を検討している方は、Excel等のデータファイルやEight以外の名刺管理サービスで名刺情報を管理していることも多く、そのデータを簡単にEightに取り込めないことがEight Teamの利用障壁を高める一つの要因となっていた。
 今回、Eight Teamの利用を促すために、Eight外で管理していた名刺情報を一括してユーザー自身のEightに取り込むことができる機能を開発した。これによりユーザーは、新たにEight Teamを利用する際にも、これまで管理していた名刺情報をスムーズに移行でき、チームの情報資産として継続して共有・活用することが可能になる。

名刺情報の取り込み方法について
(1)テンプレートファイルの作成
 PC版のEightから名刺情報を取り込むページを開き、指定のテンプレートファイルをダウンロードする。ダウンロードしたファイルに、会社名や氏名、連絡先などの名刺情報を入力する。
(2)名刺情報の取り込み
 名刺情報を入力したテンプレートファイルをEightにアップロードする。1回のアップロードで名刺1万枚までの情報を取り込むことができる。
(3)所有名刺としてチームに共有
 取り込んだ名刺情報は、操作を行ったユーザーの所有名刺として登録される。あわせてチームにも共有されるため、メンバーは登録された名刺情報を検索・閲覧できるようになる。また、テンプレートファイルの名刺交換日に入力した日付で登録されるため、いつ交換したものかも確認することができる。
 なお、この方法で取り込んだ名刺情報からユーザー同士がEight上でつながることはなく、Eightへの招待を送ることはできない。名刺情報から作成した簡易的な名刺画像としての登録のみ行う仕様となる。