東芝テック 高機能8インチ幅ラベルプリンタ発売 A-BRID搭載で現場作業と管理業務を効率化

東芝テック 2026年5月7日発表


東芝テック BX820T-TS02-S
BX820T-TS02-S

 東芝テックは、自動車、鉄鋼、化学、素材分野の製造業や物流倉庫業など、多様な現場で活用されている8インチ幅ラベルプリンターの新製品として、「BX820T-TS02-S」を6月1日に発売する。
 本製品は、東芝テックが複合機の分野で培ってきた技術をラベルプリンター向けに展開したA-BRIDアーキテクチャを搭載し、基本機能、操作性と拡張性を向上している。
 販売予定数は、5年間で4,000台。

 近年、製造・物流現場では、人手不足に加え、PCのOSが更新される際にプリンタードライバーの再設定やバージョン更新が必要となるなど、管理業務が煩雑化するケースが見られる。また、現場によっては作業スペースが限られPCを常設できない場合があり、柔軟な運用体制が求められている。
 「BX820T-TS02-S」では、こうしたニーズに応えるため、外部デバイスを直接接続してプリンター単体で発行できるスタンドアロン印刷、複数システムからの同時受信に対応した排他制御、基幹システムなどからのPDFファイルをそのまま印刷できるダイレクト印刷機能を搭載した。これにより、作業スペースの有効活用、PC台数の削減、OS更新時のプリンタードライバー対応作業の軽減が期待できる。
 さらに、4.3インチLCDと11キーの新しい操作パネルにより操作性が向上し、パトライト社製USBパトライトをコマンド制御し、音と光でエラーを通知することで、現場での異常検知を早め、ライン停止時間の短縮にも貢献する。

■「BX820T-TS02-S」の主な特長
(1)A-BRIDアーキテクチャによる拡張性と操作性の向上

 A-BRIDアーキテクチャにより、PDFや画像をプリンター側で処理でき、スキャナーやキーボードなどの外部デバイスを直接プリンターに接続して利用できる。4.3インチLCDと11キーの操作パネルを搭載することで画面の視認性と操作性が向上した。
(2)PDFファイルのダイレクト印刷に対応し、OS更新時の管理負荷を軽減
 基幹システムなどが生成するPDFファイルを、プリンタードライバーを使わずに直接印刷できる。A4縦サイズのPDFを原寸で出力でき、プリンター側でPDFデータを処理するため発行開始までの時間が短縮される。また、OS更新時のドライバー更新が不要となり、管理者の負担軽減に貢献する。
(3)スタンドアロン印刷と排他受信制御により現場運用を効率化
 外部デバイスを接続してプリンター単体で発行できるスタンドアロン運用に対応し、PCを常設できない現場でも効率的に運用できる。また、複数システム、複数インターフェースからの同時受信と受信順通りの印刷を行うことを可能とした排他制御で、従来複数台のラベルプリンタで行っていた業務を1台に集約できる。