エプソン販売 「エプソンの会計シリーズ」第1弾のラインアップを発売
エプソン販売 2025年7月1日発表
エプソン販売は、会計システム事業のリブランディングを行い、顧客の経営改善・業務効率化を実現する伴走支援型事業へと転換する。それにともない、会計システム「R4シリーズ」のブランドを刷新し、「エプソンの会計シリーズ」として商品ラインアップを刷新していく。
今回はその第1弾として、中小企業経営者を支援する「エプソンの財務会計」を7月1日より発売した。
【新商品の主な特長】
■業務の「無駄を無くし、負荷を減らし、品質を高める」ためのサービスを標準搭載(※契約プランにより標準サービスは異なる)
新しい契約プランでは、3つの業務改善(無くす、減らす、高める)をテーマに、サービス内容の見直しや従来のオプションサービスを一部標準化することで、業務効率の向上を実現する。さらに、経営の改善点の早期発見につなげていくため、管理会計や原価管理で経営に関わるデータの見える化を図っている。
《無駄を無くす》銀行口座やクレジット取引はデータを直接取り込み、取込んだデータは仕訳パターンを事前に登録しておくことで、入力業務を無くす。また、他システムのデータ(日付・キーワード・金額)も取り込むことができ、二重入力の手間を無くす。
《負荷を減らす》経費精算に必要な証憑(領収書・支払請求書など)はAI-OCRでデータ化、業務負荷を減らす。
《品質を高める》取り込んだデータの重複・残高・消費税区分の異常値チェックにより、二重計上やAI-OCRでの誤読など、自動化により起こりがちなミスをなくすことで、業務品質を高める。
■年間契約プランを採用し、ニーズに応じたライセンス付与で幅広い利用をサポート
全ての商品が初期投資不要の年間利用料型になる。企業の成長ステージに合わせたライセンスの追加や、事業規模拡大を目指す会計事務所向けにフリーライセンスを用意している。さらに、システム入力の自動化や効率化のニーズに合わせたオプションプランも用意している。
■会計事務所からのライセンス貸与により、ローコストで月次決算の早期化を支援
小規模企業や個人事業主の場合は、会計事務所からのライセンス貸与による処理も可能。会計事務所で契約したプランを貸与し、クラウド上でデータを共有しながら利用することも可能である。初めて会計ソフトを導入する、もしくは会計ソフトに現金出納帳や売掛金など会計処理の一部を入力し、他の入力は会計事務所に委託するケースの顧客などに適している。
「エプソンの財務会計」の年間利用料は、中小企業(経理部門)向けの「ミニマムプラン(1ライセンス)」が税別2万円、「ベーシックプラン(2ライセンス)」が同4万円、「プレミアムプラン(2ライセンス)」が同6万円〜。会計事務所・税理士法人向けの「プロフェッショナルプラン(2ライセンス)」が同6万円〜。