日本HP プリント効率を向上させる建設市場向けの大判プリンター発表

日本HP 2023年11月2日発表


HP DesignJet T850 A0モデル
HP DesignJet T850 A0モデル

 日本HPは、テクニカル市場向け大判プリンターの新製品として、36インチ(A0ノビ)対応の「HP DesignJet T850」シリーズ、「HP DesignJet T950」シリーズ、「HP DesignJet XL 3800 PS MFP」を、11月2日に発売した。新しいHP DesignJetは、建築、エンジニアリング、建設市場(AEC市場)の顧客に、サステナブルかつ安全で高品質なプリントと、多様化するプリントサイズへの対応を容易にすることでプリント効率の向上に貢献する。

■サステナブルなプリントを実現
 最新のDesignJetシリーズは、顧客の事業運営に加え、持続可能な目標の達成を支援する。HPフォレストファーストイニシアチブを通じて、「HP DesignJet T850/T950」シリーズ、および「HP DesignJet XL 3800 PS MFP」によりプリントされた全てのページに対しパートナーと連携し、森林の回復に貢献する。
 「HP DesignJet T850/T950」シリーズは、本体の35%以上に再生プラスチックを使用し、プリンターのエネルギー消費を最小限に維持するために自動的に電源のオン/オフをスケジュールすることができる。また、「HP DesignJet XL 3800 PS MFP」本体には、再生プラスチックを33%以上使用し、インクカートリッジにはダンボール素材を使用している。

■高いセキュリティ機能
 「HP DesignJet T850/T950」シリーズおよび「HP DesignJet XL 3800 PS MFP」には、高度で包括的な防御機能「HP Wolf Security」が組み込まれている。「HP Wolf Security」は、ハードウェアレベルから、クラウドベースのソフトウェアやサービスにまで包括的なエンドポイントセキュリティと自己回復機能を提供し、ユーザー及び企業内のPCやプリンターをサイバー犯罪のリスクから守る。「HP Wolf Security」により、オフィスから離れた場所からプリントジョブを安全に送信することが可能である。

■高機能で高速なプリント
 「HP DesignJet T850/T950」シリーズおよび「HP DesignJet XL 3800 PS MFP」は、搭載する4色全てに耐水性に優れた顔料ベースのHP FlexTechインクを採用している。屋外での図面の取り扱いが容易になるほか、掲示ポスター用途としても利用が可能ですある。

【HP DesignJet T850/T950シリーズの主な特長】
・カット紙とロール紙を自動で切り替えてプリントする機能により、プリンターから離れた場所からジョブを送り、大判サイズからA3、A4サイズまでを柔軟にプリント可能
・高品質なCAD図面とレンダリングのプリント
・フロントパネルからワンタッチでスキャン・コピーのワークフローを実現(MFPモデルのみ対応)

【HP DesignJet XL 3800 PS MFPの主な特長】
・1分あたりA1サイズの6枚のカラープリントが可能、最初のページは20秒でプリント
・モノクロ、カラーともにCADの線画およびポスターなどのグラフィック用途に最適
・設置スペースが20%以上コンパクトになり、設置場所の柔軟性が向上

■HP希望販売価格(税込)
「HP DesignJet T850 A0モデル」40万5,900円
「HP DesignJet T850 MFP A0モデル」59万8,400円
「HP DesignJet T950 A0モデル」51万8,100円
「HP DesignJet T950 MFP A0モデル」71万8,300円
「HP DesignJet XL3800 PS MFP」330万円