日本HP 高性能ワークステーションの新ラインアップ発表 離れた場所からでも安全に管理

日本HP 2023年4月18日発表


 日本HPは、膨大かつ複雑なデータのワークフローに対応できるように設計されたデスクトップワークステーションと、プロフェッショナルのハイブリッドワークに最適なモバイルワークステーションの新製品を、4月18日に発表した。また、IT部門が離れた場所からでもワークステーションを安全に管理できる機能を備えた「HP Anyware Remote System Controller」によって、ハイブリッドワークの推進を支援する。
 ワークステーション新製品は、4月下旬から5月下旬にかけて順次販売開始する。モバイルワークステーション新製品は、5月中旬から7月中旬にかけて順次販売開始する。

HP Z8 Fury G5

■ワークステーション
 HPのデスクトップワークステーションは、デザイン、建築、デジタルクリエイション、研究、医療、金融などの分野で求められる高い処理能力を持ち、複雑なシミュレーションの実行やディープラーニング、機械学習モデルの高速トレーニングなど、ユーザーが必要とする性能を提供する。最新のデスクトップワークステーションは、「HP Z8 Fury G5」に最大56のCPUコアと4つのハイエンドGPUを搭載し、各業界におけるワークフローの課題に対応する。
 1つのCPUに最大56コアを搭載した「HP Z8 Fury G5」(希望販売価格 税込85万2,500円~、5月下旬販売開始予定)は、部品の冷却と静音性を保ちながら、高度なワークフローにおいて強力なパフォーマンスを実現する。また、革新的で省スペースなシングルソケットテクノロジーによって、筐体内のスペースを有効活用することで4つのハイエンドダブルワイドGPUを搭載可能とし、さらに2TBのDDR5メモリのパワーを発揮する。これによって、複雑なディープラーニング、バーチャルプロダクション、VFXも速やかに作業することが可能である。
 エントリーデスクトップワークステーション「HP Z2 G9」(同22万7,480円~、5月下旬販売開始予定)には、次世代インテル Coreプロセッサーと最新のNVIDIA RTXプロフェッショナルGPUを搭載する。「HP Z2 Mini G9」「HP Z2 SFF G9」「HP Z2 Tower G9」は、一度に複数のアプリで作業するデザイナー、エンジニア、および学生向けに設計されている。

■ワークステーション管理の一元化
 「HP Anyware Remote System Controller」は、離れた場所からでもシステムの稼働状態と動作を把握、安全に管理でき、またカーネルベースの仮想マシン(KVM)を起動して、プリブートアクセス、BIOSアップデート、OSのインストールなどの管理タスクを、場所を問わずに実行できるようにする。
 IT管理者は、同じ画面上でデバイスの管理、モデル番号やBIOSバージョンなどのセキュアなシステム情報へのアクセス、レポートの受信が可能になり、インフラを最適化してユーザーに影響が及ぶ前に問題を解決できる。HPは、強固なセキュリティの業界標準に基づいてハードウェアとソフトウェアを設計しており、最大限のセキュリティを確保するために、広範なテスト、サードパーティによるレビューと認証を行っている。
 「HP Anyware Remote System Controller」は、外付けと内蔵の2つのタイプがあり、今回発表のデスクトップワークステーションで利用可能である。発売時期は7月頃を予定している。

■モバイルワークステーション
 HPモバイルワークステーションは、ワークフローを強化するために必要なコラボレーションツールと、高性能コンピュートソリューションを提供する。
 最新の「HP ZBook G10モバイルワークステーション」は、パワー、パフォーマンス、十分なバッテリ駆動時間を提供する。