コニカミノルタ 新世代カラー複合機「bizhub i Sシリーズ」発売 多様な働き方を支援

bizhub C360i S

 コニカミノルタは、新世代カラー複合機「bizhub i Sシリーズ」4機種「bizhub C450i S/C360i S/C300i S/C250i S」を10月26日より順次発売開始すると、10月17日に発表した。
 「bizhub i Sシリーズ」は、場所に縛られないテレワーク中心の働き方と安心安全なオフィス出社中心の働き方、それぞれの働く場所に合わせた環境づくりをサポートする。

【「bizhub i Sシリーズ」が提供する価値】
(1) 場所に縛られないテレワークを中心とした働き方
 「bizhub i Sシリーズ」はWi-fi機能を標準装備し、テレワークをサポートする。たとえば外出時にUSBメモリーなどの記憶媒体を持ち歩いていなくても、スキャンデータをモバイル端末やクラウドサービスに保存することで、どこからでも閲覧ができる。
 「bizhubおでかけファクスモード」アプリでは、ホーム画面の専用ボタンによる手軽な操作で切替可能である。FAX受信をオフィス勤務中は紙出力に、外出中はメール転送に設定すれば、外出先ではFAX受信をタイムリーにメールで確認できることに加えて、紙出力をしないことにより帰社後にどのFAXが未処理なのかを判別することが容易となる。また、不在時の出力放置による情報漏洩も防止できる。

(2) 安心安全なオフィス出社を中心とした働き方
 「bizhub i Sシリーズ」は、手袋をしていても複合機のタッチパネル操作が可能である。建築現場事務所や、医療機関などでも手袋を外す必要がない。また、不特定多数の人が触れることのある操作パネルを直接触ることなく操作可能なので、オフィスでの感染対策にもなる。
 働き方が多様となる中、複合機の管理者がオフィスに常駐しているとは限らない。「bizhub i Sシリーズ」のサポート情報リンクでは複合機のパネルに表示されるQRコードをスマートフォンやタブレットで読み取ることにより、操作方法が説明されたWEBページにリンクする。管理者不在時に操作に困った時でも作業を継続でき、業務効率を向上させる。
 また、bizhub SECURE Notifier(有償)では予め設定されたセキュリティー機能が変更されていないかを監視、通知することで、管理者不在時のオフィスのセキュリティー対策を支援する。

(3) 「Konica Minolta MarketPlace」への接続で複合機の機能やサービスを容易に追加可能
 「bizhub i Sシリーズ」は、複合機のパネルからコニカミノルタのアプリケーションダウンロードサイト「Konica Minolta MarketPlace」に接続し、アプリケーションをインストールすることで、操作性向上やクラウドとのスキャン連携などの機能を複合機に追加することができる。
 複合機の導入後でも業務に必要になったタイミングで顧客がアプリケーションを購入し、いつでも複合機にインストール可能である。インストール後は自動更新されるので常に最新の機能を利用でき、管理者の負担も軽減される。
 有償アプリケーションの購入には、コニカミノルタジャパンの提供するオフィス商品購買サイトbizconcie(ビズコンシエ)へのアクセスが必要である。「Konica Minolta MarketPlace」は今後、複合機とクラウド連携を強化するサービスを順次追加する予定である。

(4) リモートサービス「コニカミノルタiCare」で安心・快適に業務に集中
 「コニカミノルタiCare」では、複合機から発信される通知を遠隔で監視することでリモート点検を行い、故障の未然防止や故障時の迅速な対応を実現する。また、最新のファームウエアを遠隔より自動更新することにより、カスタマーエンジニアの訪問がなくても常に最新の状態で安心・安全に使用できる。さらに、リモートセンターからパネル画面を顧客と共有することで、複合機の使い方や設定を支援する。
 ダウンタイムを最小限に抑え、管理者の負担も軽減し、オフィスに管理者が不在の際にも安心・快適に業務に集中できるIoTを活用した新サービスである。

 価格は、印刷速度45枚/分の「bizhub C450i S」が税別250万5,000円、36枚/分の「bizhub C360i S」が同179万円、30枚/分の「bizhub C300i S」が同155万9,000円、25枚/分の「bizhub C250i S」が同140万5,000円。