東芝テックが株式会社シェアリングエネルギーへ出資

東芝テック 2024年4月18日発表


 東芝テックは、エネルギープロバイダー事業を展開する株式会社シェアリングエネルギー(東京都港区)へ出資を行ったと、4月18日に発表した。

 シェアリングエネルギーは、「分散電源の創出により、エネルギーシステムを変革する」をミッションに掲げ、ソーラーPPAを活用したエネルギー供給・管理・発電監視等を一気通貫で手掛けており、太陽光発電システムを顧客が所有する建物に無料で設置し、発電した電気を安価で提供するサービス「シェアでんき」を展開している。初期費用がかからず、契約期間が終了した後にパネルを無償で譲渡できるほか、蓄電池や電気自動車などを組み合わせることで自家消費率を高めたり、余剰電力を売却したりすることにより、エネルギーシステムの変革を目指している。
 さらに、シェアリングエネルギーは、住宅向けだけではなく法人向けに「シェアでんき for Biz」をリリースしており、主に営業所、店舗、倉庫等、日中の電力使用量が多い施設を中心に太陽光発電システムの設置を推進し、CO2削減目標への貢献や環境価値の創出にも取り組んでいる。

 東芝テックは、シェアリングエネルギーと共にさまざまな業界の脱炭素化を支援する環境に配慮した事業展開を目指すとともに、持続可能な社会の実現に寄与していく。

【株式会社シェアリングエネルギーの概要】
《名称》 株式会社シェアリングエネルギー
《本社所在地》 東京都港区
《代表者》 代表取締役 上村 一行
《設立年月》 2018年1月
《事業内容》 エネルギープロバイダー事業