エプソン 中東・アフリカ地域の新販売会社「Epson Middle East FZCO」を設立

セイコーエプソン 2023年8月31日発表


 セイコーエプソン(エプソン)は、8月に、中東・アフリカ地域における今後の成長戦略を加速させるため、プリンターやプロジェクターをはじめとしたエプソンブランドの商品・サービスを取り扱う新たな販売会社「Epson Middle East FZCO」(所在地:アラブ首長国連邦、ドバイ)を設立したと、8月31日に発表した。事業開始は、2024年4月を予定している。

 中東・アフリカ地域においても持続可能な社会の実現に対する機運が高まっている。「省・小・精」を特徴としたエプソンの商品やサービスは、観光や接客、小売り、エンターテインメント、教育、不動産、ヘルスケアに至るあらゆる分野において、持続可能なソリューションに貢献できる。
 また、市場の成長にともない、在宅勤務や在宅学習、個人利用による印刷需要は今後も継続、増加すると考えられ、エプソンは引き続きこの様な環境変化を捉えていきながら商品やサービスを提供していく。特に、この地域における教育分野は、エプソンにとって今後成長の機会が大きい分野と見込んでいる。
 エプソンのHeat-Free Technologyによる低消費電力をはじめとしたプリンティングの技術は、学校における消費電力の削減だけでなく、時間とコストを節約し、生徒と教師双方にとって学習機会の改善につなげられる。さらに、エプソンのプロジェクターは、生徒にとって参加しやすい授業環境を提供できるほか、教師にとっても、より生徒が興味を持つような新しい授業の在り方を考えるきっかけを提供できる。

【新販売会社の概要】
《名称》 Epson Middle East FZCO (略称:EME)
《設立》 2023年8月3日
《所在地》 アラブ首長国連邦ドバイ ドバイ空港フリーゾーン
《代表》 Neil Colquhoun
《資本金》 USD 1Million
《従業員》 254名
《対象地域》 中東、アフリカ、中央アジア、コーカサス地域、モルドバ、トルコ、ウクライナ
《備考》 セイコーエプソン 100%出資