大塚商会 入社式を開催 2023年度入社式訓示要旨

大塚商会 2023年4月3日発表


 大塚商会は、4月3日に入社式をとり行い、399名の新入社員を迎えた。本年も、本社会場と関西会場に分散しての開催となった。
 大塚裕司代表取締役社長の2023年度入社式訓示(要旨)は、以下の通り。


 入社おめでとうございます。新社会人としての第一歩を迎えた皆さんの若いエネルギーが、良い形で新しい大塚商会を創っていくと信じています。
 コロナ禍も終息に向かい経済活動も以前の形に戻りつつあります。一方で不透明な世界情勢も続いています。国内では物価上昇や人手不足など、コロナ禍以前とは経営環境は異なっています。電子帳簿保存法やインボイス制度、中小企業の働き方改革への対応など、企業はさまざまな変化を求められ、そしてITの活用、DX推進により、コスト削減・省人化・生産性向上に取り組まなければならない環境にあります。
 当社は1990年代から社内の大きな改革を行ってきました。財務体質の強化、生産性の向上、そして現在はお客様との接点強化に取り組んでいます。これらの取り組みは、今でいうDXです。この取り組みにより、会社は大きく伸びてきています。社内の生産性を上げつつ、IT投資をしながら仕事のやり方を変え、社内の職場環境を見直しマネジメント改革に取り組んでいます。その成果が近年の業績に繋がっていると考えます。
 そして、これら当社のノウハウを「オフィスまるごと」お客様に提供していく。お客様の小さなお困りごとを解決するのが当社の役割と考えています。そのための指針であるミッションステートメントを実現させ、社会的責任を果たしていきます。

 本日、社会人となる皆さんは社会的に自立し責任を持つことが求められるスタート地点にいます。これからは成長を止めずに、仕事に誇りを持ち、さすがと言われる社会人を目指してほしいと思います。私からは皆さんに「成長・自分のことを好きであってほしい」という言葉を贈ります。仕事への情熱を持って学び、そして自分の中でPDCAを回して、失敗を恐れずに前向きに挑戦し、いろいろなことを吸収して、知識・経験・意欲の掛け算で成長してください。
 一歩一歩着実にお客様と共に成長していく皆さんの社会人としての姿に期待しています。