リコージャパン山形支社 山形県、門伝生産森林組合と やまがた絆の森協働活動事業に関する協定を締結

やまがた絆の森協働活動事業に関する協定を締結
(左から)門伝生産森林組合 柴田組合長理事、山形県 吉村知事、リコージャパン 山形支社 小田支社長

 リコージャパンは、山形支社において、山形県、門伝生産森林組合と共同で、山形県が推進する「森林を健全な姿で未来に引き継いでいくための森林整備と、活動を通じて企業、地域などが多くの絆で結ばれ地域の活性化」を目指した「やまがた絆の森づくり」(対象森林の愛称「リコージャパンなないろの森」)に関する協定を8月1日に締結したと、同日発表した。

 リコーグループでは、生物多様性をもつ里山の回復と人々が暮らすコミュニティの活性化を推進するため、自治体や地域住民といったコミュニティを主体とした人々とともに、ステークホルダー協働による森づくりを行っている。これまで、山梨県の“リコーの森 にらさき”、岐阜県の“リコーえなの森”、福井県の“下久米田 リコー協働の森”、佐賀県の“どんぐりこ~の森”、沖縄県の“やんばるの森”、山口県の“冠リコーの森”の6カ所で活動を行ってきており、今回の“リコージャパンなないろの森”で7カ所目となる。
 「リコージャパンなないろの森」の愛称は、リコーグループ7か所目の活動でありSDGsの7つのゴール達成を目標としていることからゴールの7色をイメージして名付けた。
 また、リコーグループは、環境省が進める「生物多様性のための30by30アライアンス」(2022年4月8日発足)に参画し、自らの所有地の保全に加えて、自治体などとの協働を通して、2030年までに世界および自国の陸域と海域の少なくとも30%を保全・保護する「30by30目標」の実現に向けて積極的に取り組んでおり、本協定は、これらの活動をさらに加速するものである。

 山形県では、企業等が実施する継続的な森づくり活動により、環境貢献と地域交流による里山地域の活性化を図ることを目的としてやまがた絆の森づくりを推進している。絆の森を通じて企業と地域が交流することで地域が元気になり活性化し、緑と心が豊かに奏であい一人ひとりが輝く山形を目指しており、本協定によりやまがた絆の森は36カ所目となる。

 門伝生産森林組合は、活動場所の森林所有者として、森づくり活動が適切に実施されるよう、県と協力をしながら助言および指導等のサポートを行っている。

 今後3者は、本協定に基づき、お互いの資源やノウハウなどを連携し、山形県の森林保全と地域活性化に貢献していく。

【やまがた絆の森(リコージャパンなないろの森)に関する協定について】
(1) 活動の目標
 ・森づくりによって、地域の環境保全に貢献する。
 ・森づくりを通じて地域との絆を結び、共に地域の発展に貢献する。
 ・SDGs(持続可能な開発目標)の7つ(なないろ)のゴール(SDG7,8,11,13,14,15,17)を達成する事を目標に、社員自らが地域の環境保全に積極的に取り組み、持続可能な社会を目指す企業として活動する。
(2) 活動項目
 森林保全(整理伐、下刈りなど)、環境美化活動、林道歩道整備
(3) 活動場所
 山形県山形市大字門伝 字米沼山 地内