サイボウズ 「大企業におけるAI活用実態調査」第1弾を公開 大企業の63%がAI活用戦略を策定済み

サイボウズ 2026年9月30日発表


 サイボウズは、大企業におけるAI活用の進捗状況や導入時の課題を多角的に把握するため、「大企業におけるAI活用実態調査」を実施した。

 昨今AIの普及が急速に進む中で、多くの企業では「個人のアシスタント」としての利用に止まり、業務・組織としての変革にはつながらない現状がある。そこでサイボウズでは、従業員数1,000名以上の企業551社(情報通信業を除く)の経営層およびIT・DX部門に所属する人を対象に、AI戦略の策定状況、AI活用の実態、AIエージェント活用の現在地、そしてAIガバナンス・効果検証・組織耐性といった「使いこなしの構造」を多角的に把握するために、本調査を実施した。
 なお、サイボウズでは、本調査は3つのテーマに分け、順次公開を予定している。

■第1弾【AI活用の方針・浸透状況編】調査サマリ

  • AIを「全社的に推進・活用している」企業は6割。9割超の企業は何らかの形でAI活用に取り組んでいる。
  • AI活用戦略を策定済みの企業は63%に達し、経営層が主導する企業は72%だった。
  • AI活用の現状は「一部業務で効果は出ているが全社に広がっていない」が31%で最多となり、組織変革まで実現できている企業は21%に留まった。
  • AI活用の最大の課題は「使いこなせる人材が少ない」が49%。次いで「回答精度・信頼性への不安」が40%、「セキュリティ上の懸念」が37%だった。
  • 人材育成に取り組む企業は76%に上る一方、AI活用の専任組織を持つ企業は34%に留まる。
  • 今後の活用拡大領域は「業務自動化・プロセス自動化」が61%、「データ分析・意思決定支援」が54%で上位となった。
出典:サイボウズ『大企業におけるAI活用実態調査(2026年)』
出典:サイボウズ『大企業におけるAI活用実態調査(2026年)』