東芝テック 飲食・小売業界の店舗向け業務用タブレットを発売

東芝テック 2025年12月2日発表


 東芝テックは、飲食・小売業界の店舗向け業務用タブレット「TBL-400」(価格 税別29万円)を、2026年2月より発売する。なお、本製品は、12月3日から5日に幕張メッセで開催される「スマートレストランEXPO」の東芝テックブースにて、実機展示およびデモンストレーションを実施している。

 「TBL-400」は、同社の飲食店向けのタブレット型セルフオーダーシステム「Relax Order NS」や、量販店向けのELERA売場移動型セルフレジシステム「ピピットセルフ(カートタイプ)」用タブレット「TBL-300」の後継機として開発している。現場の声を反映し、バッテリーの取り外しやすさを改善して運用効率を向上させ、さらに、脱着可能な耐落下カバーを新たに採用。従来と同様、水濡れや衝撃が発生しやすい環境でも使用できるよう、防滴性や落下耐性を強化し、堅牢性を確保している。
 なお、「Relax Order NS」と本製品の組み合わせにより、消費者向けの広告配信機能やテーブル決済機能の搭載を予定している。広告配信機能では、企業から提供された画像や動画をタブレット画面に表示する。これにより、広告主はプロモーション効果を得られ、店舗は広告収入を期待できる。