東芝テックとTOUCH TO GO 無人決済店舗システムの全国展開開始

 東芝テックと(株)TOUCH TO GO(以下、TTG)は、「マイクロマーケット(小規模商圏)」における無人決済店舗システム導入のさらなる加速を目指し、5月6日より、TTGの無人決済店舗システム2種について、東芝テックによる全国展開を開始した。販売する無人決済店舗システムは、「TTG-SENSE MICRO(ティーティージー センス マイクロ)」および「TTG-SENSE MICRO W(ティーティージー センス マイクロ ダブル)」である。年間販売予定数は、約100店舗。

「TTG-SENCE MICRO」導入例
「TTG-SENCE MICRO」導入例

 東芝テックとTTGは、2021年9月に無人決済店舗システムの販売・導入・保守サービスに係る資本業務提携契約を締結して以降、当該店舗システムで収集した付加価値の高い購買前の行動データおよびPOSデータの活用、東芝テックのグループ会社である東芝テックソリューションサービスによる導入・保守サービスにおける協業、東芝テックが持つ販売・保守ネットワークを活かしたBPOサービス(店舗業務の請負)の提供など、両社協業のシナジーにより、無人決済店舗システムの分野におけるノウハウの蓄積、改善が着実に進んでいる。
 TTGは、JR東日本・高輪ゲートウェイ店舗での無人決済店舗システム導入から3年目を迎えたが、両社協業により販売体制を強化したことで、首都圏エリアを中心に合計13カ所まで展開を拡大している(2022年3月末日時点)。今後POSシステムの分野で全国的な販売・保守ネットワークを持つ東芝テックが「TTG-SENSE MICRO」および「TTG-SENSE MICRO W」の販売を担うことにより、日本全域に無人決済店舗システムの展開を拡大し、流通小売業の人手不足を解消するとともに、省人化オペレーションを実現する。
 さらに、「TTG-SENSE MICRO」および「TTG-SENSE MICRO W」は、東芝テックが運営している電子レシートサービス「スマートレシート」と連携し、紙レシート削減による環境負荷やコストの低減に貢献する。
 価格は、1店舗の利用料が、「TTG-SENSE MICRO」で月額20万円〜、「TTG-SENSE MICRO W」で月額30万円〜。設置費用、冷蔵庫等の購入費用、オプション品、保守サービス月額利用料等は別途となる。
 販売ターゲットは、量販店、専門店、飲食物販店、売店など。

【「TTG-SENSE MICRO」と「TTG-SENSE MICRO W」の主な特長】
(1)商品スキャン不要かつ完全非対面決済を提供
 カメラによる人物捕捉、重量センサーによるリアルタイムな商品取得データを組み合わせた商品スキャン不要な店舗オペレーションを採用し、利便性の高さとオペレーションコストの削減を両立した店舗運営が可能である。
(2)「置ける無人決済店舗」を実現
 躯体、什器、決済システムなどセットでの提供が可能な簡易設置版の無人決済店舗システムを実現した。工事なし、電源だけで設置可能となっており、導入面で大幅なコスト削減が可能である。冷凍ケースの対応は、2022年夏ごろ開始予定。
(3)アプリダウンロードが不要
 専用のスマホアプリは不要で、現金・交通系IC・クレジットカードの利用が可能である。なお、利用可能な決済種別は店舗により異なる。
(4)充実した来店者対応と店舗運営のサポート
 月額の店舗利用料には、コールセンターや遠隔モニタリングサービスが含まれる。これらサービスは、店舗の利用方法がわからない来店者へのサポートやトラブル対応等、来店者と店舗運営者の双方へ、店員が不在でも安心して購買行動ができるようサポートする。