リコー 統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS 2026」本年度参画12チームを選出

リコー 2026年10月6日発表


 リコーは、スタートアップ企業や社内外の起業家の成長を支援して事業共創を目指す統合型アクセラレータープログラム「TRIBUS(トライバス)2026」において、10月5日に統合ピッチコンテストを開催した。社内外から21チームが参加し、本年度のプログラムに参画する社内起業家4チームとスタートアップ企業8社を選出した。

 8期目となる本年度のテーマは、「選んだ未来を、正解にする」。社内からは33件の応募があった。リコーグループが提示した「介護の「気づき」を医療へつなぐ協働型ヘルステック」など7の事業領域およびその他領域で広く募集した結果、社外からは、192件の応募があった。社内外累計応募数は1,759件となった。
 また、本年度からはリコーグループ各部門が検討する新規事業を後押しする「部門テーマ募集」を新設した。「部門テーマ募集」では、TRIBUSが培ってきたノウハウ、社外有識者やパートナー企業の支援を活用することができる。本年度は、リコーデジタルペインティング株式会社の「貨物トラックを走る地域メディアとして活用し、地域の魅力発信と運送会社の収益改善を実現する広告事業」が参画する。
 社内外の審査員により選出された社内起業家チームとスタートアップ企業は、プログラム期間中、リコーグループ内外の専門家による支援を受けながら、ビジネスアイデアの検討や実証実験などに取り組む。さらにスタートアップ企業には、リコーグループとの連携を支援する専任担当者(カタリスト)が伴走し、活動を後押しする。その成果は、2027年2月9日に予定しているInvestors Dayで発表される。

リコー「TRIBUS 2026」登壇者/審査員 集合写真
「TRIBUS 2026」登壇者/審査員 集合写真

【採択企業/チーム】(敬称略)
■スタートアップ企業(会社名/代表者/応募プラン概要)
株式会社コーピー/山元 浩平
 AI-Readyデータ×説明可能なAI ― 現場が安心して使えるAIソリューションの共創
ArchiTwin株式会社/クリストファーズ クリスフランシス
 IWB×3Dデジタルツインで現場の意思疎通を直感化。施工から竣工後の資産管理まで一気通貫でDX
株式会社GEMBA/藤井 聡史
 現場DXアプリ「GEMBA」とIWBを融合し、業務横断で課題解決を加速する工場図面連動型協働ボード
テオリア・テクノロジーズ株式会社/坂田 耕平
 AI対話で介護職の気づきを判断・対応につながる情報に整え、介護と医療の連携を支援
Yodo Labs株式会社/大澤 晶リアム
 現場映像でデジタルツインの更新負担を解消し、設備管理DXの現場定着を加速
株式会社メンテル/井上 智樹
 設備の運転データと3D空間情報を統合し、施設の点検・改修と省エネ運用の意思決定を高度化
株式会社Anistella/濱場 康介
 印刷・撮影を経ても流出元を特定できる不可視透かしで、機密文書に「漏れても追える」安心を提供
LUC株式会社/瀬在 恭介
 リコーグループのアセットとAI×体験分析ツール「TERUS(テラス)」を活用し、事業企画・提案を実証する

■社内起業家チーム(代表者所属会社名/代表者/アイデアの概要)
株式会社リコー/山来 達
 寝るだけで心拍や血圧変動を測定し、不整脈や高血圧の経過観察を支援する睡眠時生体センシングデバイスの提供
株式会社リコー/片桐 凜太郎
 石油プラントにおける設備の異常原因や補修に関するデータ分析、作業員へのフィードバックを一貫して行うソリューション
株式会社リコー/三谷 悠貴
 手順から判断へ。母国の文化や風習までを考慮した「はたらく」の翻訳サービスにより、なぜその手順なのか、何に気を付けて今これをしているのかまで含めて翻訳し、マニュアル化
リコーITソリューションズ株式会社/石塚 直満
 予兆保全とデジタルスペアパーツで設備停止リスクを削減する産業保全プラットフォーム