大塚商会とインフォマート 製造業・卸売業のDX推進で協業体制を強化

 大塚商会とインフォマートは、協業体制をさらに強化すると、8月20日に発表した。
 今回の協業強化では、大塚商会が提供する企業向け業務支援サービス「たよれーる」の対象に、インフォマートが提供・販売する卸売業向け受発注システム「TANOMU」やAI-OCRサービス「BP Storage」シリーズなどを新たに追加する。これにより、受注から請求・保管まで一気通貫でのデジタル化が可能となり、両社共同で製造業・卸売業のDX実現や生産性向上に貢献する。

■協業体制強化の背景
 インフォマートと大塚商会は、2022年4月のセールスパートナー契約締結以降、企業のバックオフィス業務のデジタル化を共同で推進している。2025年1月にはインフォマートの建設業界向け「BtoBプラットフォーム TRADE」をはじめとするサービスを「たよれーる」へ追加したほか、大塚商会内で「アンバサダー制度」を設けるなど、経理DXにとどまらず、業種・業界特有の業務フローを効率化するDX支援を進めてきた。
 一方で、製造業・卸売業の現場では、人手不足や物流問題への対応が急務となる中、FAXや電話による受発注、手入力による基幹システムへの転記作業といったアナログな商習慣が依然として残り、業務効率化の大きな壁となっている。
 そこでこの度、製造業・卸売業における両社サービスの利用企業の利便性向上や受発注・請求業務のさらなる効率化を目的とし、取り扱いサービスの拡充とシームレスなデータ連携による協業体制をさらに強化する。

■協業体制強化の内容
 大塚商会が提供する「たよれーる」の対象に、インフォマートが提供・販売する「TANOMU」、「BP Storage」シリーズ、「V-Manage」を追加する。
 これにより、「たよれーる」の利用企業は、すでに提供中の「BtoBプラットフォーム」シリーズや「BPワークフロー」に加え、今回新たに加わるサービスの初期設定や運用・トラブル対応等の充実したサポートをワンストップで利用できる。2027年には、インフォマートと株式会社invoxが協業して提供する「発注書AI-OCR(invox)」についても、「たよれーる」への追加を予定している。
 また、大塚商会が提供する「DX統合パッケージ」内の販売管理システム「SMILE V 2nd Edition 販売」と、「TANOMU」「BP Storage for 請求書 発行」の連携も開始する。受発注・請求の効率化をシームレスに実現することで、従来発生していたシステム間での転記作業や手入力による業務負担を大幅に削減する。