京セラDS 字幕表示システム「Cotopat」をドイツで販売開始
京セラドキュメントソリューションズ 2025年12月15日発売
京セラドキュメントソリューションズ(京セラDS)は、日本国内で販売している音声をリアルタイムに表示する、字幕表示システム「Cotopat(コトパット)」を12月よりドイツで販売開始した。
「Cotopat」は、話した言葉をリアルタイムに認識し、文字・図解・動画をスクリーンに表示することでコミュニケーションを円滑にする字幕表示システムである。日本で2023年8月に販売を開始して以降、自治体をはじめ、鉄道事業者などの公共施設、銀行、病院など、幅広い分野・業種で導入されている。
欧州連合(EU)は現在27カ国が加盟しており、多言語・多文化が共存する社会である。「Cotopat」は、英語をベースに134言語の翻訳に対応しており、双方向では73言語をサポートしている。多くの言語が飛び交うEUにおいて、円滑なコミュニケーションを実現し、さまざまな人々の意思疎通を支援する。
加えてEUでは年齢や身体的な条件に関わらず、誰もが製品やサービスを円滑に利用するためのアクセシビリティ関連の規制を整備する動きが進んでおり、高齢者や聴覚に障がいのある人を含め、誰もが円滑に意思疎通できる環境づくりが求められている。この度、EUの中でもアクセシビリティ関連の規制対応が進んでいる国の1つであるドイツで、12月よりCotopatの販売を開始した。今後は順次EU各地での販売を展開していく。

