コニカミノルタ ビジネスアスリート オリンピック2025開催
コニカミノルタジャパン 複合機修理対応と電話応対競う
アカマツ谷口氏1位 電話応対KMJ富丸氏1位

コニカミノルタジャパン(KMJ)は、同社と販売店のカスタマーエンジニア(CE)および電話応対担当者が実力を競い合うコンテスト「コニカミノルタ ビジネスアスリート オリンピック2025」を11月8日に開催した。
今回で11回目を迎えた本大会は、9月1日に移転した東京・芝浦の真新しいタワービルの本社ショールームエリアをメイン会場として開催された。電話応対競技は、各選手が東京・福岡・大阪コールセンターなどで電話を取り、東京で審査した。競技の模様は全国の関係者にオンラインでライブ配信された。
ハイレベルな戦いの結果、選手15名が競ったオフィスプロダクト(OP)競技ではアカマツ(株)の谷口和紀氏が第1位の栄冠に輝いた。第2位は(株)谷川事務器の福本紘治氏が、第3位はKMJ中国支社岡山SSの藤﨑鎮耶氏が表彰された。


選手10名が競った電話応対競技では、KMJコンタクトサービス部福岡の富丸理絵氏が第1位に輝いた。第2位は同じKMJ福岡の鶴迫良枝氏が、第3位はKMJコンタクトサービス部東京の川西璃恵氏が表彰された。



OP競技では、主要機種「bizhub C360iS+DF714+PC216+FK514」を使った修理課題1問と技術課題1問、オペレーション課題1問の出題で、作業内容の適切さ、正確さ、スピードを審査した。
電話応対競技では『お客様の“本当の声”に耳を傾け、期待を超える体験を』をテーマに、電話応対時の印象及び基本的な電話応対スキル、聴く力と伝える力(質問力から情報提供力)、第一声の挨拶から会話の締めくくりまでのお客様に与えるトータル的満足度などを審査した。


開会式では、大会組織委員長の小川正己取締役カスタマーサポート本部長が「本大会の意義は、修理においては、起きたことの事例を調べてプロセスだとか原理を自分の頭で反省して理解して、その目的に到達することがすごく大事なことだと思います。考える力を養っていただくことがとても大事です。また電話対応においては、トラブルがあってもお客様に気持ちよく対応していただくためには、シナリオに沿って自分の言っていることを確認しながら進めていくことがすごく大事だと思います。競い合っていただきますが、やはり楽しんでいただくことが大事ですので、この大会を通じて仲間を作っていただきたい」と挨拶した。
続いて競技の概要を、小出和雄カスタマーサポート推進統括部サービス推進部部長が説明。選手宣誓を、昨年に続いてヤチヨコアシステム(株)の中山賢司氏が行い、競技を開始した。

表彰式では、大会運営委員長の山部由郎カスタマーサポート推進統括部統括部長が挨拶し、「本大会では参加者の皆様が日ごろ培われた技術力と創意工夫を存分に発揮され、非常にレベルの高い競技が繰り広げられました。弊社社員一同、皆様の真剣な姿勢と熱意に深く感銘を受けております」と謝意を述べた。
表彰されたOP競技1位の谷口氏は「胸を張って愛媛に帰れるので、ほっとしています。表彰台の一番高いところからの景色は最高です。技術力をさらに磨いて、お客様に価値を提供できるように努力していきたいと思っています」とスピーチした。
続いて、OP競技審査委員長の木村泰治テクニカルサポート統括部OPサポート部部長が総評を述べ、小川取締役が閉会の挨拶をして大会を終了した。

