キヤノン 「第63回技能五輪全国大会」のメカトロニクス職種において銅メダルを獲得

キヤノン 2025年10月21日発表


 キヤノンは、10月17日から10月20日まで愛知県国際展示場(常滑市)など15会場で開催された「第63回技能五輪全国大会」において、「メカトロニクス」職種で豊満水葵選手と小室岳琉選手が銅メダル(銅賞)を獲得した。技能五輪全国大会における入賞は、2005年の第43回大会から21年連続となる。

 豊満水葵選手と小室岳琉選手が銅メダルを獲得した「メカトロニクス」職種は、自動化装置の製作やメンテナンス・改善を2日間で行う競技である。当日公開される部品と図面から装置を組み立て、調整や配線、配管などを行った後、プログラムによる制御を行う。さらに、製作した装置に対して、新たな部品を追加し、機能改善を競う。要求仕様の読解力はもちろん、装置組み立て調整技能、プログラム制御技能に加え、2名1チームで行うため、チームワークも求められる。

 キヤノンは、若手技能者育成の一環として、2004年の第42回大会から技能五輪全国大会に参加している。今年は、キヤノングループから4職種に8名が出場し、銅メダル(銅賞)1件、敢闘賞2件の合計3件の賞を受賞した。