リコー OpenAIの「gpt-oss-120B」をオンプレミス環境でいち早く検証完了 顧客への個別提供を開始

リコー 2025年8月8日発表


 リコーは、米OpenAI社が8月5日(米国現地時間)に公開したオープンウェイトモデル「gpt-oss-120B」について、オンプレミス環境での動作検証を完了し、8月8日より個別提供を開始すると発表した。

 本モデルは、1170億パラメータという大規模な構成ながら、リコーが保有するLLM(大規模言語モデル)環境構築技術により、オンプレミス環境でも効率的に動作させることが可能である。また、今秋からは、国内販売会社のリコージャパンが今年4月に提供開始した「RICOH オンプレLLMスターターキット」への搭載も予定している。

■「gpt-oss-120B」について
 米OpenAI社が提供するオープンウェイトモデル「gpt-oss-120B」は、オンプレミス環境に導入可能な1170億パラメータを持つ大規模言語モデルである。複雑な推論、高度な文書作成、専門的な知識を要する質問応答など、幅広いタスクに対応可能である。特に、高度なコード生成、ツール連携でのデータ解析、論理推論&エージェント統合において優れた性能を発揮する。